夕立ち

2020.09.13 風の戯言

「夕立に追い立てられて野良終い」 草風

夕立は夏の季語らしいけれど、最近はゲリラ豪雨という。
色気がないねぇ。

俳句歳時記に目を通していると、昔の日本には豊かな言葉があった、と思う。
雨とか季節とか・・・一言でその情景が分かり合えた・・・。

万葉集とか古今和歌集とか・・・今更ながら言葉の豊かさに驚かされる。

次元は落ちるが、新聞の川柳欄を自分の感性のリトマス試験紙として楽しんでいる。
選者に選りすぐられた川柳が理解できないことがある。

惚けたかな ?

朝焼け

2020.09.10 風の戯言

” 擦切れる”ほど聴いているチェロ名曲集だが、雨模様の夜に素敵に似合う。

届いたばかりの文春を拾っていると、何とも言えない豊かな時間が過ぎてゆく。

こんな時間もいいものだ。

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.写真は加納の朝焼け。
凌ぎやすい気候になってきた。

重陽の節句

2020.09.09 風の戯言

9月9日 重陽の節句 片貝花火の日

電話してみたら、この二日間には絶対に揚げない、とケツをまくってしまったらしい。
だから神社はガラガラ、諦めきれない花火見物のお客がパラパラ。
町内の諦めきれない若者が「シャギリ」を回すと頭に火が付いていたらしい。
嬉しいね、それが片貝の祭りだ。

頑張れ1

話は違うが、昨日の夜中、目を覚ましたらテレビの電気が点いたり消えたりしている。
久し振りに妖怪がおいでになったのでテレビの前の椅子で考え込んでいるうちに眠ってしまった。
人間には理解できないことが起きる。面白い世界だね。

菅義偉の人生相談

2020.09.08 風の戯言

先日、8月31日毎日新聞の風知草に「菅義偉の戦略的人生相談」が載っていた。
マキャベリ「君主論」をひいて

「時には嫌われる勇気を」
「リーダーが「いい人」では物事が進みません」等

「戦略的人生相談「」には
目標の明確化と強い意志、判断力、チームワークの組み立て方 など人生の「暗黙知」強調するものが多いという。

取れるの行動は二つに一つ。決断できるのはあなただけ。

過去の首相とは違うタイプの、策士の匂いがする。

更に、長州(阿部)に対抗した奥州列藩同盟が復讐出来るか? 外野席は五月蠅い。

私は私でない私

2020.09.07 風の戯言

遥かに遠い彼方を台風10号が北に上り、わが故郷の空を赤く染めて、去った。

「私は私でない私」

李登輝の言葉だという。
「私は肯定的な人生観をもってひたむきに生きてきた。
 肯定的な人生観とは自我の果てしなき肯定ではなく、自我を否定した先に開かれる生の肯定である」

 「自己の中に神を宿す」ことだという。

この世の真理は大きな愛である。 ファスト

一切は誠に始まり、誠に終わる。

 誠とは相手にわかる言葉で説くこと、だという。