見残しの塔
久し振りに喜多郎の「敦煌「」を聴きながら、久木綾子の「見残しの塔」周防国五重塔縁起を読み返している。
自分が何時の時代に、何処にいるかさえも朧になってくる。
目をやれば、雨の降る夕暮れ雀たちが庭で遊んでいる。
こんな時間もいいもんだね。
出口戦略
世の中が狂っている。
日本だけではなく、世界中が狂い始めている。
新型コロナを煽り過ぎてブレーキが利かなくなっている。
感染者数の増加報道だけが独り歩きし始め、巣ごもりを強いられている。
何時まで ?
どんな条件になるまで ?
水野和夫とP.F.ドラッカー
本棚から隠されていた秘宝のような本が出てくる。
水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」2014年
ああ、凄いな思いながらページを捲ってゆく。
何となく物知りになったつもりで考えを巡らす。
そんな時に目に飛び込んできた本がある。
P.F.ドラッカーの「ポスト資本主義社会」1993年
なんてこった!
「世界は大転換時代に突入した
今、日本だけでなく世界中が転換期にある。
政治・経済・社会などあらゆる領域で構造変化が起こっている。
この大転換の後にどのような世界が待っているのか?
生産性に関する中心的な課題、知識労働者とサービス労働者の生産性の問題に取り組んでいない。
この転換は1965年から2020まで続くであろう !
あぁ、なんてこった !
2020年は最後の年なのだ。