新潟工科大学の桜

2020.01.13 風の戯言

断ち難き悩み抱きて深大寺の
    夕暮る坂を一人上り来(く)

一遍の詩さえあれば、男は生きていける。闘い続けられる。

写真は新潟工科大学にて
一足先に春近しを告げているようだ。

下町UFO

2020.01.12 風の戯言

フィロソフィーの中村明臣さんが「UFO」の設計図を持ってきて「これを作ろう!」
早速こんなバカな話に乗ってくれる何人かの仲間に連絡した。
新潟工科大学の学長にもお願いし、研究を始めようと思っている。

柏崎には夢がない、という。
夢なんか自分で作るものだ。

安心できる原発の為にAIを駆使した防災システムも夢とは言っていられない。

先日、新潟産業大学に行ったとき蓮池薫さんに出会った。
彼は柏崎の浜で拉致されている。
拉致被害者を取り戻すために柏崎が先頭になって動かなければならない時期になっている。

中村哲さんの5人の子供の末っ子剛君は脳の神経腫瘍により僅か10歳で亡くなってる。
病状が悪化した時「人間は一度は死ぬから」と言って家族を慰めたという。
その言葉を多くの人たちに伝えたい。

写真はいつもの散歩道、中鯖石の交通公園に咲いていた菜の花?

人は愛するに足り、真心は信ずるに足る。

2020.01.11 風の戯言

文芸春秋2月号は「当り」だ。
興味深い記事が目白押しで、深い。

俺の本棚には数千冊の蔵書はあるが殆どが飾り物、所謂見栄だ。
だから読書人とは程遠いけれど、文字を追う楽しさは病気に近い。

2月号の中で澤地久枝がアフガンで亡くなった中村哲さんについて書いている。
彼の「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」には目頭が熱くなる。

記事の中で中村哲さんのお祖父さんが玉井金五郎だと初めて知った。
火野葦平「花と龍」のモデルであり、火野の父であり若松港沖仲仕「玉井組」の組長。
やはり腹の座り方が違うと思った。
因みに横浜IRに立ち向かう藤木さんも沖仲仕の親分。昔、世話になった。

文春2月号を読みながら元文春社長池島信平さんを思い出した。
お会いしたことはないが柏崎市久米出身。
越後タイムス吉田昭一さんの話の中でよくお名前は聞いた。
「座談の名手」、俺のことを吉田さんはそんな風に持ち上げてくれた。

写真は今日の午前中、長橋の池の白鳥。
彼らと約束をしたのでパンを買っていって、一緒に食べた。

梁塵秘抄

2020.01.10 風の戯言

遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。
仏は常にいませども、現(うつつ)ならぬぞあわれなる、人の音せぬ暁に、ほのかに夢に見え給ふ。

車の運転中、何の前触れも無く、突然に梁塵秘抄の一節が閃いた。
意味はこれからじっくりと味わいたいと思う。

写真は曽地の長橋の池の白鳥。
車を止めたら3羽が寄ってきた。

飛べない白鳥は羽が汚れ、小さくなっていた。
栄養不足で新しい羽が生えてこないのだろう。

連休にはパン屑を持って行ってやろう。

庭の雀は相変わらず賑やか。
僅かな古米にお祭りを繰り返している。

暖冬

2020.01.06 風の戯言

正月休みも明け、令和2年の業務がスタートした。
夕方からは賀詞名刺交換会、例年より多くの人達で会場は埋まっていた。
さぁ、戦闘開始だ。

晴れた日には、鯖石川のカッパ橋から苗場山が見える。
今年は山の方も雪が少なく、早くも水が心配だ。