友人

2006.05.03 風の戯言


 何年振りなのだろう。
 いろいろあって、思い余り古い友人を訪ねた。古い友人と言っても彼はもう地元政界の重鎮で、じっくりと話したのはもう20数年前になる。しかし若い一時期一緒に仕事をさせて貰ったというのは一瞬にして時空を飛び越える力がある。彼の度量のなせる業なのだろう。
 柏崎の未来について少し憂慮する所があり、とは言っても一民間人が口を挟める問題でもなく、政治は選挙で選ばれた人しかやってはならないと言う自分の信条から彼の話を聞きに行ったという次第。
 価値観は変わっていなかった。1時間半があっという間に過ぎ、俺にはこんな友人が居たんだと再認識し、大いに気も晴れ晴れとし、辞してきた。感謝。

柏崎市第4次総合計画

2006.04.30 風の戯言

 柏崎市第4次総合計画 市民会議の副会長を務めることになった。
 吉田新潟産業大学学長の会長辞任による後継人事で関矢副会長が会長に就任し、逃げ遅れた私が副会長になった、と言うことです。こういうのは嫌いなんだけれどね。
 副会長の役どころとしては和やかな議論の場を作ること、そんなとこかな。和を以って貴しとなす。その上で真摯な議論をする。自分の役割をそんなところにおいている。

 総合計画は第3次長期計画を受けたもので2007年から今後10年の柏崎の新しい町づくりの基本になる。
 行政における長期計画の位置づけとしてはこの計画に盛られていない事項については策定不能になる、と聞いている。だから計画としては予測される行政需要を満遍なく掲載するということになり、「選択と集中」的な議論は出来なく総花的な文言で飾られることになる。
 しかしバブルが弾け、国家財政は危機的な状況になり、地方の税収も期待できなくなった現在、地方都市の長期計画は行財政改革を中心としたものにならざるを得ない。
 また議論の中心に位置すべきは「自助自立」の意識改革だろう。他者に支援を期待するのはこの町がどう生きていくのかと言う前向きの議論を呼び起こさない。過去がどうであったかは問題ではなく、未来とどう対面してゆくのか、未来をどう生きるか、と言うことが一番大切なことである。

 長計は重い問題だが、面白そうだ。

運用の妙は一心に存す

2006.04.26 風の戯言


 「運用の妙は一心に存す」
 宋の岳飛の言葉だそうです。

 事業を成功させる為には状況に応じた政策を定め、その目的達成のために運用ルールとして制度が必要になる。
 しかし、如何に優れた政策・制度であってもそれが実行されなければ、自動的に成果を実現するわけではない。
 書き物にした制度など死物であって、リーダーの深い考え次第で結果は大きく違ってくる。物事は人の心が動かしていることを忘れてはならない、と言うことか。
 「人」の本質に迫る努力を積み重ねることが大切なのかもしれない。

 これはメモ書きです。

桜満開

2006.04.25 風の戯言


 御免なすって、
 遅まきながらご当地桜満開にござる。

 中鯖石コミュニティの桜がご覧のとおり満開だ、ど。
 いやいや、やっと春になったって按配だど!

 もう連休だもんな。
 今年も季節感が半月ほどずれてしまった、ど。

健康優良爺

2006.04.24 風の戯言


 最近、体調がいい。
 朝4時まで飲んでいたり、夜の明けるまでパソコンに向かっていても以前のようにへたばらない。64歳と言う年齢を考えると無理は出来ないのだが若者のような活動が出来るとつい嬉しくなってしまう。
 絶好調の原因は幾つかの健康法と「健康イナバウワー」と名づけた背筋の圧縮法だろうか。机に向かう機会が多くなり生来の猫背に磨きがかかってしまつた。肩こりが酷く、身体も頭も重い。マッサージにかかれば馬の背のように硬く、処置なしと嘆く。
 「健康イナバウワー」は両足を外側に開き、荒川静香のイメージで反り返る。最初、息が出来ないほど痛いけれど、硬さが次第に解れ、身体が軽くなる。背中に走る血管と経絡が刺激されるせいなのかもしれない。

 健康、はいい。不健康な楽しみは健康でなくては楽しめない。歩くことが基本、なんだろう。