3.11+1
福島第一原発で爆発事故が起きた時、その衝撃波は世界を覆った。
このままでいいのか?
原発が事故を起こした時、その危険性は十分に認識された、そう思ったが従来の原発が戻って来ただけの様に見える。
原発の事故が起きた時、どう避難するか?
冗談じゃない!
安全・安心のために政府・東電・原発技術者は何をなすべきか? それが優先されるべきだろう。
原発技術はアメリカの世界戦略(アメリカが全ての面で優位に立つため)の根幹をなすものが核戦略だと思う。
トランプが何かに血迷っても、この戦略が揺るがない以上、アメリカの優位は変わらない。
日本には130カ所の米軍基地があり、約6万人の軍人が駐留しているという。
福島事故の裁判で当時の経営幹部3人は無罪になった。
東電は政府の指示で動き、政府はアメリカの指示で動き本当の責任者まで届かない。
やはり、東電の3人は市中引き回しの上獄門が正しかったのだろう。
お世話になっていた人たちだけれど・・・
責任者が明確になり、キチンとした処罰を受ければ、改革は進むはずだ。
写真は上輪大橋の下から。
3.11
東日本大震災、「3.11」から14年。
福島第一原発事故は、「想定外」とされたけれど、自然・地球を甘く見ているように思う。
宇宙に漂う一粒の地球そのもは、直径12000㌔のマグマを抱いた、桃の皮のような地表に覆われた、まだ未知な壊れ物。
太陽のようなマグマを、桃も皮1枚で覆った地表に「原発」を創った。
平和利用と称し、核兵器を作る技術を、そのまま使っている。
現在の、人間にとって必要だけれど、もっと改善が必要ではないか?
山中委員長も「100% 安全とは言えない」と無責任なことを言っている。
人間は、自然に対し、もっと謙虚になるべきだと思う。
神にすがるのは無責任だ。
人間は自らを救うために、ウランを巡る現実を、もう一度見直す季節が来ているのだろう。
写真は昨日の笠島から。
海は青かった。
遠くに、柏崎原子力発電所が見える。