中村喜四郎

2020.09.15 風の戯言

BS-TBS 「報道1930」で久しぶりに中村喜四郎の声を聴いた。
もう何年前になるのかなぁ、東山秀樹が県会議員に出た時、俺は「明日の鯖石を創る会」を主宰し、若い政治家の応援に全力を傾けた。
そんな時、東山の応援に田中角栄から派遣された中村喜四郎に初めて会った。

応援演説の凄さはヒットラーもかくやと思わせ、会場に集まったみんなを熱狂させた。
ある市会議員の応援演説で、俺は同じ手法を使ってみた。
10分の演説で、会場は総立ちとなり、女性運動員は目を真っ赤にして感動していた。
古い昔の話だ。

今日の中村喜四郎は、ただ一度しか会っていないけれど、当時の熱狂と狂気を保持していた。

日本の政治の改革、驚くべき記憶力と分析力、方法論、凄い人がまだ生きていた。

阿部政治の「あきらめさせる政治」を覆させないとこの国はダメになる。 その使命感に最近であったことがない。

9月16日 追記

中村喜四郎は田中角栄との違いを組織票を使うか使わないかだと。
組織票は排除し、個人票の積み上げを良しとする。
爽やかな純粋の民主主義と腐ってドロドロになって繋がっている腐りかけた民主主義。

与党の派閥選挙、野党の組合選挙。

職業としての政治家のもっと大切にしなければならない価値とは何か。

腐りはてた評論家に彼の言葉を聞いてもらいたいと思う。

夕立ち

2020.09.13 風の戯言

「夕立に追い立てられて野良終い」 草風

夕立は夏の季語らしいけれど、最近はゲリラ豪雨という。
色気がないねぇ。

俳句歳時記に目を通していると、昔の日本には豊かな言葉があった、と思う。
雨とか季節とか・・・一言でその情景が分かり合えた・・・。

万葉集とか古今和歌集とか・・・今更ながら言葉の豊かさに驚かされる。

次元は落ちるが、新聞の川柳欄を自分の感性のリトマス試験紙として楽しんでいる。
選者に選りすぐられた川柳が理解できないことがある。

惚けたかな ?

朝焼け

2020.09.10 風の戯言

” 擦切れる”ほど聴いているチェロ名曲集だが、雨模様の夜に素敵に似合う。

届いたばかりの文春を拾っていると、何とも言えない豊かな時間が過ぎてゆく。

こんな時間もいいものだ。

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.写真は加納の朝焼け。
凌ぎやすい気候になってきた。

重陽の節句

2020.09.09 風の戯言

9月9日 重陽の節句 片貝花火の日

電話してみたら、この二日間には絶対に揚げない、とケツをまくってしまったらしい。
だから神社はガラガラ、諦めきれない花火見物のお客がパラパラ。
町内の諦めきれない若者が「シャギリ」を回すと頭に火が付いていたらしい。
嬉しいね、それが片貝の祭りだ。

頑張れ1

話は違うが、昨日の夜中、目を覚ましたらテレビの電気が点いたり消えたりしている。
久し振りに妖怪がおいでになったのでテレビの前の椅子で考え込んでいるうちに眠ってしまった。
人間には理解できないことが起きる。面白い世界だね。

菅義偉の人生相談

2020.09.08 風の戯言

先日、8月31日毎日新聞の風知草に「菅義偉の戦略的人生相談」が載っていた。
マキャベリ「君主論」をひいて

「時には嫌われる勇気を」
「リーダーが「いい人」では物事が進みません」等

「戦略的人生相談「」には
目標の明確化と強い意志、判断力、チームワークの組み立て方 など人生の「暗黙知」強調するものが多いという。

取れるの行動は二つに一つ。決断できるのはあなただけ。

過去の首相とは違うタイプの、策士の匂いがする。

更に、長州(阿部)に対抗した奥州列藩同盟が復讐出来るか? 外野席は五月蠅い。