黄砂

2025.03.25 風の戯言

黄砂に花粉。
春のお祝いだからしょうがないけど、鼻から頭の中までジャリジャリする。
北京では、紫禁城の瓦に黄砂の降る音がする、と何か小説にあった。

夕方、明日は消える庭の雪を眺めている。
庭木の囲いも、窓の雪囲いの板も外して貰った。
散歩する気力はないけれど、モグラの穴に闘志を掻き立てている。

チクショウ奴!

薬師観音菩薩

2025.03.24 風の戯言

3年前のこの日、ロシアがウクライナへの「特別軍事進攻」を始めた。
軍事訓練とかで、国境周辺にロシア軍が展開していることはテレビに流れていた。
だが、まさか・・・クリミヤを、「ロシア」を忘れていたようだ。

司馬遼太郎の「ロシアについて」を読んで、地上の異世界を覗いたような気がした。

最近の研究で、「過去 → 現在 → 未来」と流れる「時間」が「逆流」することがあると確認されたという。
量子力学の「ゼロ・ポイント・フイールド」とは違うことらしい。
・・・もう、どうでもいいや・・・

薬師観音菩薩はまだ完成していない。
もう、ちょっとだ。
桜の季節も間近くなった。

春の奔流

2025.03.23 風の戯言

加納・八石橋にて

昨日がおばばの命日。
高田工業高校の入学試験を終えて帰ってきたら葬儀を終えてお斎が始まっていた。
菩提寺の大僧正が酒で真っ赤になって大宴会を盛り上げていた。

母の代わりに俺を育ててくれた祖母に、幾等なんでもそれは無いだろう!
だが、祖母に親不孝を繰り返していた身には、一緒になって酒飲むより他なかった。
なんか言い方がおかしいけど・・・

やっと春が来たと思ったら東京は25℃を超えたらしい。
この調子で行けば、この夏は 50℃ ?

小粟田原雪原祭 風船一揆

2025.03.22 風の戯言

50年前の春分の日、春を呼ぶ祭りとしてこの雪原で気球の大会を始めた。
7機が集まってくれた。

基地はセンター長の金子さんが快く使わしてくれたカントリーエレベーター。
2m近い雪を除雪してくれたのは、仕事でお世話になっていた砂利屋の中町さん。
前日に雪が降ったので石塚組の行田正美がタイヤショベルで駆けつけてくれた。

ところが、除雪の済んだ駐車場に「露店商」が店を出し始めた。
「バカヤロウ―!」と怒鳴り込んだら、逆にホンモノに凄まれた。
ヤクザと警察とは喧嘩するものじゃない。
翌年から、祭りに警察を巻き込んだ。俺の勝ちだ!

なんて昔のことを思い出し、小粟田原の雪原を眺めていたら風邪引いてしまった。

クロベエ

2025.03.21 風の戯言

冬囲いの下から、朝陽に囃し立てられクロッカスが踊り出した。
まだ芝の陰で寝ている奴もいる。

墓地の薬師観音菩薩が建ち始めた。
まだ墓誌や花立などが揃わない。
骨納めまでは、綺麗になるだろう。
周りに植える、花やハナモモの木も買ってきた。

さあ、春の支度を始めるぞ!