ジャイナ教
宮田さんから「ジャイナ教」を教わった。
全く、クセのある彼の博覧強記には恐れ入る。
ジャイナ教は、インド発祥の伝統宗教で、徹底した「不殺生」や「禁欲」「苦行」などの「自己克服」を重視するらし。
紀元前6~5世紀頃、仏教とほぼ同時期に成立したらしい。
堀澤祖門老師の「人間、ギリギリのところで生きると何かが見えて来るんだよ」という言葉を思い出す。
徹底した不殺生主義・菜食主義。
どんな命も奪うことを禁じ、人間だけでなく虫や微生物、場合によっては空気中の生物も殺さないよう配慮しているという。
動物や昆虫、魚等と「命」を共にしていた時代、それを「愛」と呼び、墨子の「兼愛」に繋がり、直江兼続の兜の「愛」は何処で繋がるのか?
ジャイナ教徒は、伝統的に商業や金融業に従事する人が多いという。
戒律の厳格さが、社会的側面として「信頼」の裏付けとなっているのではないか?
無原則の自由は、信頼に欠け、むしろ行動の自由を束縛する。
歴史的に見れば、殆どの宗教は同じ時期に発生しているように見える。
人間が、己の人生を考え始めた時期が同時期だとしたら、面白過ぎる。
それも、インドや中国などアジアに偏っているようだ。
AIを考えながら、宇宙の広がりをニュースで聞きながら、日常生活の雑音の中から、人間と言う途方もない存在に、益々興味が沸いてきている。
写真は朝4時過ぎの、何時もの鯖石橋から。
また暑い日が始まる。
平均気温の上昇!
「お前なんか死んでしまえ!」なんていう悪意の籠った暑い日が続く。
バカヤロウ!、簡単に死んでたまるか!
とは言え、過去30年の平均気温から10℃くらい高いのじゃないか?
地球温暖化-ラニーニャ現象による異常気象、グレタ・トンベルさんの呪い?
どの道、まともな神経ではいられないようだ。
水が欲しいと神様に祈った瞬間にドッカンと雨が降る。
線状降水帯!
矢張り神様には祈るのではなく、感謝しに行くところらしい。
日本近海の海水の温度は、風呂のお湯並みになっているのかも知れない。
特に太平洋岸、海の水が蒸発し九州、四国、中国、東海、いや東北+北海道も、だな。
新潟県だけが、中越沖地震以来避けて通ってくれている。
だから「雨降れ」なんて大声で言わないから、でも少しばかりの雨が欲しい。