台湾坊主 

2018.01.28 風の戯言

台湾坊主に襲われ、日本は縮こまっている。
南岸低気圧は、普通春間近に発生するモノと思っていけれど・・・少し早いね。
寒い、寒いと言うけれど、氷柱も下がっていないし、山も鳴っていない。
子供の頃、古い家では煙出しから吹雪が舞い込み、森近山が毎晩のように唸っていた。
囲炉裏の火に当たりながら、みんな黙って火を突っついていた。
吹雪になると、遠い昔を思い出す。

部屋の軒下に動物たちの足跡が付いている。
昨日は誰が来てくれたのだろう?

大寒

2018.01.21 風の戯言

昨日は大寒
もう僅か10日あまりで節分。1日ごとに春が近づいてくる。
鯖石の小さな谷にも、季節を知らせる新しい顔を見せる。
少しづつ日も長くなってきて、夕方の5時になってもまだ外は暗くない。
晴れた日の、八石に上る朝日が眩しい。
1日1日、春が近づいている。

雪の晴れ間

2018.01.14 風の戯言


 雪の晴れ間

 日曜日の午後、青空の覗く雪道を久し振りに散歩が楽しめた。

 鯖石川は静かに流れている。

 苗場は見えないけれど、黒姫に沈む夕陽は美しい。こんな生活を大切にしたい。

 ところで、昨日今日は大学センター試験。

 試みに、新聞に載った試験の答案用紙を開いてみた。

 なんちゅうことか、何もわからへんで !

広辞苑

2018.01.13 風の戯言


 11日夜、発売日を知らぬままにわたじん書店に広辞苑を頼んだらはや12日に届いた。

 辞書や百科事典は買ってはみるけど、殆ど開かない。

 完全に「見栄」だね。

 机の上に置いて、広辞苑の上に国語辞典と英和辞典を積見上げてみる。いやーいいもんだね

 なんか、自分が知的な人物に見えてくる。

 子供の頃、そう小学生、中学生、高校生、大学生の頃、かなりぐれていたので、本来この時期に受けなければならない基礎教育が全然出来ていないのだ。

 社会人になってから、自分の弱点を隠そうと走り続けたために、今も焦りがある。
 少しゆっくり走れるようになったら、子供の頃置き去りにしてきたそれらを振り返ってみたい。

 なんて、惚けていたら外は大雪。

 しらっぱくれるな! ということか?

少雪に感謝 !

2018.01.09 風の戯言


 雪の少ない正月を喜んでいる。

 今の仕事を始める前は3年連続の大雪だった。
 3メートルを超える雪に、庭の気球会館が巫女度につぶれてしまった。
 不思議と、この30年、あんな大雪はない。
 
 今日新潟県庁まで行ってきたが、高速道路の気温は9度。
 真冬に、強烈な北風が温かい、なんて不思議な季節感。

 地球の温暖化を喜んでいる。

 もう50年も昔の話になるが、建設業時代の初期、北条の東条と広田を結ぶ船岡山の道路建設の現場にいた。
 小さなカゴに玉石を5,6個背負い、雪の山道を歩く。
 来る日も来る日も同じ作業を繰り返し、そして2ケ月近く鉛色の空が続き、本当に青空を忘れてしまいそうだった。

 吹雪の中を、ただ石を運ぶ。

 みんな遠くなった。