アンネ・フランク

2020.09.26 風の戯言

アンネのテレビ番組に浸み込んでしまった。
あ、いや、屋久杉のレポートとゴチャマンザイになったようだ。

俺がまだ御幼少の砌、階段から落ちて寝た時、姉が本を買ってきてくれた。
「のんちゃん雲にのる」
多分2冊目が「アンネの日記」だったと思う。

生来へそ曲がりなのに、この本のタイトルだけは覚えている。
「猿飛佐助」の方が面白かったのだろう。

閑話休題
アフターデジタルの世界が興味深い。
レイ・カーツワイルの「シンギュラリティ」より確かな未来なのかも知れない。
ただ、要注意は各国が「ベーシック・インカム」を議論し始めたことだろう。
根底には生産能力のない人間をどうするか、という問題。
社会の差別化が激流になる予感がする。

最近、「人間性」という言葉に戸惑っている。
これは「DNA」の世界の話なのか、努力すれば人間は変われるのか。
「DNA」だけとすると、「教養 Liberal arts 」とはなにか?

その「人間性」に仁、義、礼、智、信などの「5徳」ばどうなるのか?
初期仏教や論語の世界の意味はなんなのか?
命を懸けてそれを学んできた人たちにとって、その意味は何処にあるのか?

いや、ヨーロッパ精神文化の基礎ノブレス・オブリージュと日本の武士道の違いは何か?
その中に「意地」の位置づけは何処なのか?
「やる気のない人生」なんて、それも人生なのだが・・・「感動」がない人生に自分でどんな「価値」をつけられるのか ?

人間性は、顔に出てくる。
「40過ぎたら自分の顔に責任を持て」
だから「DNA」だけでは無さそうだ。
顔だけじゃない、「バカは死ななきゃ治らない」ともいう。
所詮、「屁」でしかないのだが。

朧げに、その差は見えるのだけれど、教育とは全く違うものでありながら、しかとは解らない。

こん畜生 !

秋の海

2020.09.24 風の戯言

久々の海
柏崎中央海岸から薄く佐渡の島影が見える。

台風12号の影響はなしか!

静かな秋

2020.09.23 風の戯言

隣の米の大きな乾燥機が夜のなると静かになる。
窓を開けるれば秋の涼風が部屋に入ってくる。

風を感じながら、本を読みながら、宗次郎を聴いていると、豊かな時間が過ぎてゆく。

こんな時間もいいもんだ。
こんな人生も悪くないな、と思う。

閑話休題
昨日夕方、行兼のお墓参りに、刈入れ終わった田圃路で赤トンボの群れに出会った。

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
負われて 見たのは
いつの日か

山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだは
まぼろしか

こんな豊かな詩情の中にあった時代をうらやましいと思う。
ただ、「負われて」を「追われて」と長い間、勘違いしていた。
性格の捻じれが災いしていたようだ。

惚けたかな?

2020.09.22 風の戯言

小清水から岡田に抜ける道にコスモスが咲いていた。
路の反対側には、山の斜面に張り付くように小さな畑がある。

急な道路を、自転車を押して畑に通ってくる老農婦の思いが伝わってくる。
.
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ドイツと日本の連携についてのニュースが流れていた。
2,3日前の馬鹿話を思い出した。

ヨーロッパの新型コロナの流行はファーウェーの 5G が原因だと !
スマホのチップにウィルスが埋め込まれている、そうな。
やれやれ !

敬老の日

2020.09.21 風の戯言

敬老の日・・・全く余計なお世話だこと。
だども、秋の4連休は嬉しい。

空は晴れて、爽やかな風が通り、「珠玉」のような秋の1日だった。

閑話休題
「反日種族主義との闘争」李栄薫
自分の本来の居場所を探しながら、韓国の本を読んでいる。
日本で書かれた嫌韓本は歴史の真実を外れているように思える。

李栄薫
池萬元

特にこの二人の、と言ってもこの二人しか知らないが、韓国の最高の知性だと思う。
何故なら、自国の現実を、文化を血を流しながら、抉り取っているからだ。
未来は、現実の本質を、傷だらけになりながら掘り下げないと未来は見えてこない。

二人は、韓国は「嘘で固められた文化」だという。
都合よく、自分を塗り飾った歴史は、「虚」だと思う。

嘘にはプライドがない。

そして、言い逃れして自分の責任を他に擦り付けるのも、カッコいいものじゃない。
プライドの欠片もない。

プライドとは、この虚無の世界で、ただ一つ実感できる「骨」だと思っている。