広辞苑
11日夜、発売日を知らぬままにわたじん書店に広辞苑を頼んだらはや12日に届いた。
辞書や百科事典は買ってはみるけど、殆ど開かない。
完全に「見栄」だね。
机の上に置いて、広辞苑の上に国語辞典と英和辞典を積見上げてみる。いやーいいもんだね
なんか、自分が知的な人物に見えてくる。
子供の頃、そう小学生、中学生、高校生、大学生の頃、かなりぐれていたので、本来この時期に受けなければならない基礎教育が全然出来ていないのだ。
社会人になってから、自分の弱点を隠そうと走り続けたために、今も焦りがある。
少しゆっくり走れるようになったら、子供の頃置き去りにしてきたそれらを振り返ってみたい。
なんて、惚けていたら外は大雪。
しらっぱくれるな! ということか?
少雪に感謝 !
今の仕事を始める前は3年連続の大雪だった。
3メートルを超える雪に、庭の気球会館が巫女度につぶれてしまった。
不思議と、この30年、あんな大雪はない。
今日新潟県庁まで行ってきたが、高速道路の気温は9度。
真冬に、強烈な北風が温かい、なんて不思議な季節感。
地球の温暖化を喜んでいる。
もう50年も昔の話になるが、建設業時代の初期、北条の東条と広田を結ぶ船岡山の道路建設の現場にいた。
小さなカゴに玉石を5,6個背負い、雪の山道を歩く。
来る日も来る日も同じ作業を繰り返し、そして2ケ月近く鉛色の空が続き、本当に青空を忘れてしまいそうだった。
吹雪の中を、ただ石を運ぶ。
みんな遠くなった。