お伊勢参り

2018.03.10 風の戯言

何を考えているのか、自分でも説明できないのが「自分」の行動。
今年の決算も何とか「いい数字」が出たので、お伊勢さんに報告に・・・なんて 急に信心深くなったようだ。
だけど、8日の内宮、おかげ横丁は土砂降りの雨の中。
いゃー、参ったね !

俺はただ、静かであればそれで満足で、改まった信仰心なんて何もない、と思っているのだが・・・

静寂で清明
そんなところに神が宿るのか、神主も巫女も守衛も参詣人もみな神妙な佇まいだ。
やはりいいものなんだね。

不心得者に罰が当たったのか、ずぶ濡れになって微熱に悩まされている。

明日は3.11, もう7年。

自然災害と原発事故という人災。
神に祈るしかない ?
いや、神に頼るだけではなく、人間が真正面から取り組んでいかなければならないことなんだろう。

希望的観測 Wishful thinking

2018.03.06 風の戯言

明治時代に招聘されたドイツの参謀 クレメンス・メッケル少佐が日本の軍人を表した言葉。
理想の戦果を特定し、戦場に充満せる負の要素を一切想定せず、希望的観測により戦争を追行せんとする欠点。

「絶対安全」をうたい、ぼろが出ると「想定外」とし、他人のせいにして逃げる。立派だね、そうだねー。

ある意味「失敗の本質」につながり、現在の国会答弁の無様さを引き起こしている。

目の前の追求を必死に逃れ、国民の信頼を馬の糞みたいに捨てている。

何が大切であるか ?

悲観的に未来を見据え、楽観的に行動する。

もう一度考えてみるいいチャンスなのかも知れない。

お雛祭り

2018.03.03 風の戯言

最大低気圧が吹き荒れ、高速道路はスリルを愉しんでいた。
西山近辺でハクチョウが2羽、高速の上空を突風に弄ばれていた。
長岡技科大について、学生面接会を仕切っていた教授に「鳥たちも大変なんですね」と言ったら「大丈夫だよ、風の中に居るからね、熱気球の人達がそう言っていたよ」
あれっ!会話が戻ってきちゃった。気球体験ならこっちのもんだ・・・。

目的地の方角と風の荒れ方なんだろう。
どのみち、北の故郷に帰るのは大変だ。
何日くらい飛び続けるのだろう。

その大風も去って、今日は12度くらいの晴天。
久し振りに海を見に行ってきた。
元の会社の近く、御野立公園は海が丸く見えるポイント。

蔦屋で「長く高い壁」浅田次郎に出会ってしまった。
「支那事変」の断片が見えてくる。
「おもかげ」をもう一度目を通そうかと悩んだところ・・・こっちかな?

おもかげ

2018.03.01 風の戯言

「テヘランからきた男」読みながら横道に迷い込んでしまった。

 浅田次郎の「おもかげ」
 
 ストーリーの舞台は地下鉄と救急治療室、そして敗戦後の雑踏。

 地下鉄は乗り物の中で一番嫌いなんだが・・・

 残りそうだなぁ・・・

 どうもこの作家の本は何でも許せてしまう。

 今夜は春の嵐。
 昼間の気温は10度を超えていた。
 カモや白鳥たちは山陰の小さな池で休んでいた。
 寒くないかい ?

強い風が我が家に体当たりしている。
 でも、少し静かになってきたのかな ?
 

 

テヘランから来た男

2018.02.25 風の戯言

今日は一日仮死状態。
何かどうなっているのか分からないけど、兎に角起き上がられない。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。

東芝崩壊の情報が欲しくて児玉博「テヘランから来た男 西田 厚聰と東芝壊滅」を読み始めている。
原子力発電の裏側には妖怪が居るようで、週刊新潮の高山正之のコラムにも簡潔に触れられている。
大型プロジェクトには国際的な有象無象が思惑で動き、簡単にはいかないのだろう。
人々のHappyは幼児性に包まれた「物語」でしかないのか ?

風に温かみが混じってきて、春が近いのを知らせてくれる。

もう一月もすれば、柔らかな春になるのだろう。