ボランティア休暇
ボランティア休暇、要は鯖石弁で「ノメシ休み」のことなんだが、目の前の交通公園の草刈り。
3日掛かりで漸く一つの島の形が出来た。
これから「仕上げ」になるが、さて何時になったら気が向くか、全て「インシュアラー」だ。
草刈りの合間に車を走らせ、軽井川から安田駅裏の明神集落に抜け、さらに農耕車優先の田圃道に乗り込んだら行き止まりそうになってしまった。
幸い、と言うかそこに小さな小屋があり、外のテーブルでお茶を飲んでいる人達がいた。
刈り入れの終わった田圃が小さな沢一杯に拡がり、その向こうに雑木林の小山が続く。
風の音もなく、静かな、古い記憶の中の風景。
なんと贅沢な人達がいるのだろう。
お茶をご馳走になりながら、そこが陶器を焼く窯であること、赤松の割木を1週間炊き続けること、そして安田に店があることを聴きながら、ご主人の名前を聞き漏らしていた。
今日小雨の中を探し求めた。
恒炎窯、片桐さんという。
ウィンドウにいい茶碗が見えた。
テロリストと言語
毎日新聞にそんな記事が載っていて切り取っていたのだが、何処かに行ってしまった。
要はこうだ。
自爆テロリストは自分の意思でテロを起こす。
何故か?
人は言葉により自分の信念を築く。
遺伝子によるものではない。
その人の家庭、その時代の社会的環境、友人、教師。
社会的熱狂といえば「真珠湾攻撃」だろう。
その前後、日本は戦略的、科学的思考を投げ捨て「神国日本」に爆走してしまった。戦後は一部軍部に責任を押しつけ、或いはまた一億総懺悔と歴史を直視する姿勢が欠け、またも同じ道を走ろうとしているようだ。
ドナルド・キーンの「日本人の戦争」(作家の日記を読む)を拾い読みしてみると、高名な作家達まで血迷っている。70年を過ぎた現代だからそう思うのかも知れない。
神風特攻隊、ナンテのもあったな。
彼等は敵艦に突っ込んで自爆し、そして「神」になった。
要は、言葉が意識を創り、人を創る、ということ。
話は流転する。
遠い昔、よく走った山間の道を、始まったばかりの紅葉に魅せられて車を駆っているうちに道に迷ってしまった。迷うのがまた魅力なのだが、刈り入れが済んでホットした秋祭りの後にはもう冬支度が始まっている。
ポツンポツンと残る古びた家の前に、老婆が蹲っている。
昔は、子供達の声が山に木霊していたのだろうに・・・
実家の前庭で、莚(むしろ)に座りで豆柄を叩いていた祖母を思い出す。おばば、どうしてるかなぁ。
大泉寺に寄ったら、住職の小林さんが落ち葉掻きをしていた。先日の台風で杉の葉が落ち、境内を埋め尽くしている。
仁王門の脇から狼煙台まで山中が荒れていて、後から来た人に聞いたらイノシシの仕業で、捕獲の罠を仕掛けるのだという。穫っても食えないのだそうだ。美味い筈なんだかなぁ。
秋は楽し
俺は本来無宗教であり、人生に意味などないと信じている。死んだら「無」になるだけ。だから般若心経に通じるニヒリズムが好きなんだが、やはり「送る人」にとって葬式は大切なんかも知れない。
訳の判らない「有り難いお経」も、意味が判らないからいいのかも知れない、と思った。
後退したのか、前進したのか判らない。
何時何が起きても不思議はない人生。
今日も対向車線に飛び込んできた軽自動車をスレスレで躱した瞬間に目前に電柱が迫り、これも神業か誰かの助けか、ギリギリ難を逃れた。
歳を取っても、俺の運転技術は神業に近い。
バックミラーにその車が止まっていたのが見えた。
夕陽に照らされた山辺の道をトロトロと走り、行く秋を楽しんできた。
忘却の引揚げ史
伊勢湾台風並と言われた超大型台風21号も無事通過したようだ。事前の台風進路予測を見ると、柏崎は何故か何時もストライクゾーン。元土方として気持ちが楽じゃない。今朝は久し振りに菜っ葉服で出勤。この方が落ち着く。
「亡国の引揚げ史」を眺めている。
敗戦の裏側で忘れ去られた「二日市保養所」の歴史を、インカ遺跡発掘の文化人類学者泉靖一が書き残している。
敗戦時、海外から引き揚げてきた日本人は軍人353万4千人、一般邦人306万6千人、合計なんと660万人と言われている。1945年の日本の人口は沖縄の人を入れて7260万人。おおざっぱに日本人の1割近くが海外に出ていたことになる。
「二日市保養所」は満州からの引き揚げ者で、ソ連兵に乱暴されて身籠もり、ここで手術を受け、水子達が葬られていたという。
過去を知ると、居たたまれなくなるほど悲しい歴史が見えてくる。
おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉 芭蕉
ウンチの哲学
我が身より離れ、トイレに漂うウンチを見詰めながら、この妙に近親間のある物体に魂を奪われる。
クチからケツまで、魔の洞穴をただ流れ下る。
つい先程まで、同じ地球上で命を繋いできたもの達を、「戴きます」も言わず「うんめえのぉ」なんて・・・。
NHKスペシャル ディレクタ−に聞く。
「ビッグデータ」と「「AI」のこれから
タイトルに引きずられて、NHK文化センター新潟教室まで出かけてきた。久し振りのドライブは快適で、耄碌をしてたことはスッカリ忘れてしまった。
とかろがどっこい! そう簡単に行かないのが俺の人生。
会場で待っていても、セミナーは始まる気配がない。
ヘェー、都会ってノンビリしてるんだ !
時間になってアナウンスがあり、講師が昨日から行方不明だと・・・。
NHKもやるねぇー!
今日は雨の中を43回目の「鯖石ロードレース」
絶好の秋日和あり、霰の降る年もあり、今年は台風の前日。
そして今日は、訳の判らない衆議院選挙。
様々なことがあって、秋が行く。