少雪に感謝 !

2018.01.09 風の戯言


 雪の少ない正月を喜んでいる。

 今の仕事を始める前は3年連続の大雪だった。
 3メートルを超える雪に、庭の気球会館が巫女度につぶれてしまった。
 不思議と、この30年、あんな大雪はない。
 
 今日新潟県庁まで行ってきたが、高速道路の気温は9度。
 真冬に、強烈な北風が温かい、なんて不思議な季節感。

 地球の温暖化を喜んでいる。

 もう50年も昔の話になるが、建設業時代の初期、北条の東条と広田を結ぶ船岡山の道路建設の現場にいた。
 小さなカゴに玉石を5,6個背負い、雪の山道を歩く。
 来る日も来る日も同じ作業を繰り返し、そして2ケ月近く鉛色の空が続き、本当に青空を忘れてしまいそうだった。

 吹雪の中を、ただ石を運ぶ。

 みんな遠くなった。

新年

2018.01.03 風の戯言


 年末年始は孫達ゲリラ集団の襲撃を受け、まさにテロの現場!
 今年はテロリストが一人増え、国家は崩壊寸前!

 昨日、子供家族がそれぞれの棲家に帰り、静寂を取り戻した。

 そして今日も外は吹雪。

 部屋に閉じ篭もり、緑茶を啜っていると格別な味わいがある。

 今年は何が待ってるんだろう ?

クリスマス・イブ

2017.12.24 未分類


 メリー・クリスマス !

 曹洞宗信徒を自認しているが、友人に言わせれば日本は八百万の神の国だから、キリストもイスラムもみんな友達なんだって。

 いいね!

 って言うか、懐の大きさ、いい加減さが現代に会っている。

 宗教戦争を無くし、宗派を超えて共存できる体制を造ったのは、やはり信長の功績か?

 

辻斬り

2017.12.20 風の戯言


 眠れぬままに、真夜中に日本刀の手入れをしていると自分が随分と妖しい人間に思えてくる。

 ジャカルタの山田医師が置いていってくれた日本刀は、多分新撰組の斉藤一が愛用したという居合い抜きの刀のように思える。
 二尺一寸と短めで、反りが深く、刀を横に寝して、片膝を立てて横に引く、抜き打ちとしては絶品だろう。

 ローソクの光だけで刀身を見ていると心が澄んでくる。

ええじゃないか、ええじゃないか・・・

2017.12.17 風の戯言


 NHK「きらっと新潟」に顔を出させて貰った。
 原発の町でいま何が 〜柏崎刈羽原発 全基停止5年の波紋〜

 今、原発論議は 「YES」か「NO」かに別れ、何故賛成なのか、何故反対なのか、何処が悪いのか、どうすればいいのか、全く噛み合わない状態が続いている。

 それは不幸だと思う。

 俺は経済の面から考える。
 今これから造るのでは無く、5000人の人達が働いている現状から見れば、この人達の雇用を守る観点から議論を進めるべきだと思っている。
 現在、新たに5000人の仕事を創り出すのは容易なことでは無い。5000人の生活、家族と子供達の未来を考えると、何とかならないのかと、熱く思う。

 反響がどうなのか、判らない。
 『テレビで見たよ』くらいで悪くは無いはずだが判らない。

 原発の問題で、古い活断層だとか、火山灰だとか10万年単位の地球の変動が議論の中心になっている。
 フクシマを見た者として、ノーテンキに構えることは出来ないが、これでいいのかなと思う。

 坂村健の目 「被ばく影響 科学会の結論」(毎日新聞)を読むと、健康問題を語るとき「呪術」と『医術』をゴチャゴチャにしているようだ、と言っている。
 科学的な結論が出ても無くならない不安、それを煽ろうとする言説が課題。マスコミに出来ることはまだあるはずだ。

 「ええじゃないか、ええじゃないか」と歌い踊り狂ってはいられない。