明日は8月15日
日常から解き放たれて浮遊状態を楽しんでいる。
写真は8号線柿崎の街路樹。1本だけ綺麗な花を付けていた。少し赤みが濃いサルスベリ?
「名前のない草はない」と昭和天皇は仰せに成られているが、国家元首の言葉として重みがある。
明日は終戦記念日、無条件降伏をしたのだから「敗戦」なのだろうが「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」天皇と国民が一糸乱れずに終戦の詔を受け入れたのはやはり日本国という国は凄い国だと思う。
3歳の時の「敗戦」だったが、「アメリカ軍が雷のようなモノに乗って鯖石街道を更新して来、見つかり次第日本人は殺される」のだとひそひそと話していた祖父、親父、兄姉たちの姿を今も記憶の底に仕舞っている。
尖閣諸島や竹島を巡る中国、韓国の出方には憤りを感じるが、国家の領土問題は最重要課題ではあるけれど、一国民の素人考えではあるけれど、もう少しやり方があるように思う。
13日、そんなことを考えながら明け方の夜空を眺めている内に、庭のデッキチェアで朝方まで眠ってしまった。
久し振りにそんな時間を楽しんでいる。
粛清
いつの間にか8月が近づいていた。
そんな事、判りすぎているハズなんだが・・・。
夕刻の八石山にガスが懸かっていた。
気温は28度。暑くなくて過ごしやすいのだが・・・。
何日か前からフィンランドの新鋭ソフィ・オクサネンの「粛清」を読んでいる。情景が少しづつ見えてきた。余り読み易い本ではないし、読みたい本でもない。何の意味も、興味もない読書なんて初めてだ。
忍耐力を試しているようなモノなのか・・・。
ただ、この本は多く言葉に翻訳され、世界41カ国に版権を得て、北欧の数多くの文学賞を得ている、らしい。
スタンダード・ジャズを聴きながらこんなブログを書いていると自分は本当は何をやりたいのか判らなくなってくる。
こんな時には、旅に出るのが一番いいのだが・・・。