田中角栄と生きた女 昭

2012.09.16 未分類


 最近、少しづつ本が読めるようになってきた。

 と言っても、佐藤優の「読書の技法」のように月平均300冊、多いときで500冊。一冊5分、普通の速度で30分、と言うのは信じられない。正に「超能力」なんだろう。

 のんびりと、昼寝の間に目を通すくらいの感じ。
 
 岸信介の生涯や、浅田次郎の最新作「赤猫異聞」、黄文雄の「日本人は何故中国人、韓国人とこれほどまでに違うのか」など相変わらずの乱読雑読で、これが問題なんだが、読み終わっても何も覚えていない。刺激的なはずなんだが・・・。

 秋の3連休、初日は裏山で久々のハーフゴルフ、今日は爽やかな秋空に誘われて、朝6時から「ぶどう村」で居眠り、午後は海の青さに引き出されて「聖が鼻岬」で昼寝。
 幸せな休みの連続だ。

 本屋に「絢爛たる悪運 岸信介伝」を買いに行ったが在庫なし。棚に「田中角栄と生きた女 昭」があり迷わず買った。佐藤昭と田中角栄の認知されなかった娘「佐藤あつ子」による角栄と昭の物語。彼女の語る「複雑すぎる家庭」の真摯な愛情と関係者の軋轢が涙を誘う。

 そうだったのかと今始めて納得する部分も多い。
 竹源さんや浪花屋さんが実名で出てきて、ここに住んでいながら「柏崎」を懐かしく思い起こしている。過ぎ去った時間の風景は、何か表現できない感情の中に生きている。

 大変な人生もあるんだよね。

9.11 あれから12年

2012.09.11 風の戯言


 9.11 あれからもう12年も経つのか・・・。
 南町のクラブで、新潟工科大学の佐藤教授と可愛い女の子を4,5人侍らせて馬鹿騒ぎをしていたら倅から電話が入った。「飲んでる場合じゃないぞ、テレビを付けろ!」東京からのガナリ声で、カラオケを打ち切りテレビを入れたらニューヨークの凄まじい光景が飛び出してきた。
 世の中、変わってきてしまった。
 兎に角、そう感じた。何かが根底から変わり掛けている。

 今、現実を変えているスピードも凄い。現実の中にいると実感はないが、暫く後で時系列に整理してみると、鳥肌の立つような現実が見えてくるのだろう。

 最近、何かが見え始めてきたようだ。

信濃路

2012.09.09 風の戯言


 焼トウモロコシが食べたくて信濃路を走ってきた。
 目的地の近く、野尻湖の入り口の山側に蕎麦の花が広がっていた。初めて見る光景だが、何となく嬉しくなった。

 このドライブでは奇妙なこともあった。
 関山から斑尾高原に抜ける道を、人家のない細い山道で旅行鞄を引いた中年前の女性に出会った。こんな場合、大抵は見ぬ振りをして追い抜くのだが、何となく気になり「乗っていきませんか」と声を掛けた。「いえ、近くですので」と優しそうな声が返って、「じゃー、気をつけて」と追い抜いていったのだけれど、可成り走っても人家は見えない。
 あの人はどこから歩いて来、何処まで歩いて行ったんだろう・・・不思議なこともあるものだ。

 以前にも書いたが、どんな山道を走っていても虫や蛇や動物に出会わないことが多い。
 昆虫や小動物が生存できない環境に、人間は何時まで住めるのだろうか・・・自然が風化されてきている。

 今日は重陽の節句

 そして片貝の花火 ! ドッカーーン !!!

不安定な天気

2012.09.04 風の戯言


 政情不安が続いている。
 世界的には優し過ぎる「政情不安」かも知れないが・・・。
 国のリーダーが方向性を示さない。野党は何が何でも反対だけで揚げ足取りに終始し、未来の方向性を示さない。
 これで良いわけないし、全てがどうでも良くなる。

 柏崎でも11月の市長選挙は無風だと思われてきたが、急遽前西川市長の弟西川孝純さんが立候補することになったようだ。
 地域の閉塞感は破られることになるのだろう。

 流れを見たい。

虹のかけら

2012.09.02 風の戯言


 不思議な一日だった。

 空気が澄んで青空が広がり、白い雲がゆっくりと姿を変えている。
 雲達を眺めていると、不思議な時間が流れていく。

 夕方、八石の山に虹のかけらが残っていた。