向山ガーデン
七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき 兼明親王(914-986)
太田道灌が雨除けの蓑を借りに農家にはいったら、娘が山吹の花を一輪出した。
道灌は「バカにしゃがって!」とプリプリして館に帰ったそうな。
家臣の一人が、貸して差し上げる蓑一つないと、この和歌で返したのだろうと。
道灌は自分の教養のなさを恥じ、和歌の勉強を始めたのだという。
その時の道灌が俺だったら、その娘をコテコテにしちゃったろう。
冗談じゃねぇ! 無いなら無いとはっきり言え! バカヤロウ !
向山ガーデンの入口の桜がバカ綺麗だった。
名前を聞いたが忘れた。
花に名前なんて付けるからややこしくなる。 花は花、酒は酒。それしかないのじゃ!