石塚佳吉 72回忌

2024.04.10 風の戯言

小学三年生の自分を玄関まで送りだし、30分で学校についたら「父急病」の知らせ。
冗談にも程がある。
12違いの兄はまだ二日酔いで寝ている筈。

死に顔は見ていたのに、記憶に全くない。
村総出で、幟を建てた行列が焼き場迄続いた。
お斎は賑やかで、その違和感の中で俺は酒の味を覚えた。

4月10日は、俺のヤケクソみたいな人生の、いろいろな出発点になった。
命を惜しいとは思わない、そんなに価値のあるモノとも思えない。
だからかも知れないが、俺には「愛」というものが解らない

病床の妻を見舞うたびに、いつか彼女を本当に幸せだった幼いころの御両親の元に返してやりたいと、今はそんなことを願っている。

夕方、自分の菩提寺周広院で一人法事。

花冷え

2024.04.09 風の戯言

時代環境のせいだか、最近の子者から若者までみんな可愛くなって見える。
昔は鬼瓦が笑ったような顔が多かったのだが・・・。
ネアンデルタール人とそんなに変わらなかったような・・・。

特に、グループで飛んだり跳ねたり歌ったりしている連中は区別つかない。
平均的な顔を、生成系AIで修正したような・・・。
どうでもいいけど。

今日は昨日から一転、花冷え。
満開の桜が見える筈だったのだが・・・。

花祭り お釈迦様の誕生日

2024.04.08 風の戯言

今日はお釈迦様の誕生日
紀元前500年ころの4月8日ネパールに生まれたという。

我が家の正妻節子さんは昨日が誕生日、スレスレ!
と言いながら、自宅の前の中鯖石コミュニティの公園とグランドの桜が咲き始めた。

中鯖石には先人が情熱を込めた桜が各所にある。
桜は人を狂人にする魔力を持つが、ここの人達は静かに見守っている。
10日は父の命日なので周広院さんで独りきりの法要を営む。
本堂で、静かに流れる「般若心経」を聴いていると、多すぎる煩悩が消えるかと思えば消えずに怨念になっている。

お寺の桜も満開は明日かな? で、一句
  桜咲き俺は野焼きの枯れススキ  草風

まだ、だめだな!

加納の春

2024.04.07 風の戯言

野焼き

2024.04.06 風の戯言

野焼きが始まった
鯖石川堤防の枯草に火がつけられ、一面に広がってゆく。
その煙が狼煙の合図のように、農耕作業車田圃に散らばってゆく。

今年は水不足の無いようにして欲しい。
稔の時期、気温が高くなり過ぎないようにして欲しい。

いい米がとれるよう、祈ってるよ。