マザーテレサの言葉
「貴方の中の最良のものを」
人は不合理、非論理、利己的です
気にすることなく人を愛しなさい
貴方が善を行うと、
利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
気にすることなく善を行いなさい
目的を達しようとする時
邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい
良い行いをしても
おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい
貴方の正直さと誠実さが、
貴方を傷つけるでしょう
気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい
貴方が作り上げたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい
貴方の中の最良のものを、この世界に与えなさい
たとえそれが十分でなくても
気にすることなく、最良のものをこの世に与え続けなさい
最期にふりかえると、あなたにはわかるはず、
結局は全て貴方と内なる神との間のことなのです。
貴方と他人の間のことであったことは一度もなかったのです。
マザー・テレサ
柏崎 海の大花火
残念ながら見落としていたけれど、先週号の週間文春に「一泊してでも見たい花火」の全国第2位に柏崎の花火が載っていたそうな。昨年は取止め、一昨年は雨の中(だったと思う)で豪快な花火を実見できたのはチョツト古くなるのかな・・・と思いつつ、でも着実に評判は広まっているらしい。
残念ながらフィナーレの三尺玉2発同時打ち揚げはほとんど煙の中。折角凄い花火だったのに・・・残念!
創風の20周年 20発早打ちも、一発一発に思い出がつまり、こみ上げてくるものがあった。ライトグリーン一色の、創風の願い「草深い地方で本物の企業を立ち上げたい」+「豊かな自然環境こそ人が本当に生きるところ」という思いは伝わった、と思う。 独り言かな?
夏の賓客
柏崎は今夜から夏の風物詩「ぎおん柏崎まつり」が始まる。初日の今日は民謡流し、明日は神輿、26日は豪快な海の大花火。夏の祭りが、何時もの年のように、何事もなく平穏にやれることがどんなに幸福なことか・・・しみじみと思う
1週間ほど前から夏の賓客が庭を訪れている。毎年この季節になると2匹のハグロトンボが一日中庭で遊んでいる。トンボと言うには儚過ぎると思うけれど、このトンボを見るとなんとも心が温かくなるのが分る。お盆前に、親の化身が俺の様子を見に来ているように思ってしまう。
昔と比べて夏になっても虫が少ない。網戸にもあまり虫が来ないし、蚊帳を吊らなくなってもうどのくらい経つのだろう。快適な暮らしには違いないが、薄気味悪いものを感じる。
夏の賓客は、嬉しい。
柏崎より愛を込めて IOJ投稿原稿修正
平成19年7月16日午前10時13分、M6.8の激震に襲われた中越沖地震から1年が過ぎました。あの時の衝撃の記憶を消し去ることも、薄れさせることも出来ませんが、生きている限り気持ちを切り替え前向きに歩いていくことしか出来ません。泣いた所で、ぼやいてみたところで、以前の、当たり前の日常が戻ってくるわけでもありません。ボトボトと、やれるところから手をつけている。人が尋ねてくれば「いゃー、参りました」なんて話していてもホントの心はまだ上の空ですよ。
でも、若い人たちが一緒に元気を出そうといろいろなイベントを仕掛けています。7月16日、海岸を埋め尽くした多くの市民達が演奏会やローソクイベントで気持ちが和んできた時に「追悼と復興祈願の花火」が夜空に木霊し、みんなが目を真っ赤にして感動していたのが印象的でした。
今年こそ、本当の夏がやってくる。そう思いました。
19日と20日は「ドンガラまつり」よさこいソーランの流れを汲む若い人たちのまつりが、柏差咳の夏を爆発させています。
7月26日は、ぎおん柏崎まつり。祭り直前に本体の八坂神社は焼けてしまいましたが、夏本番「豪快な海の花火」の準備が着々と進んでいます。
「地震・雷・火事・親父」自然災害は時・所・規模を構わず襲ってくる。でも、先人達は神の仕業に近い災害に立ち向かい治水を施し、自警団を組み、災いを転じて福となし、大きな幸福を手に入れてきました。
しかし、現代文明は「仮説」の上に成り立っています。仮説ながら現実の時間と同じ空間を過ぎ行き人間に大きな幸福を齎しています。
仮説の親分は「電気」でしょう。「ニューヨーク大停電」などを懐かしく思い出します。しかし、中越沖地震が引き起こしたものはは「停電」ではないのです。柏崎原発が止まっている今は、危機管理上の2拠点主義が壊れているのです。この間に、もう一度同じ規模の地震に見舞われたら・・・・南無阿弥陀仏ですよ。
岩手・宮城内陸地震がもう少し南だったら、いや昨日はもう福島までM6.6が起きている。今日は早速福島沖M6.1。もう少しまで近づいた。4−5ヶ月の東京大停電、ホントもう直ぐ来るよ。
柏崎と同じように原発直下が地震を受けるか、または送電線の根元が大きな地滑りを起こしたら、東京はどうなるのだろう。その影響は世界に何を齎すのだろうか。
カッサンドラの法則を持ち出しまでもないが、叫ばれてきた危機が現実になり、その崩壊の中での悔悟の慟哭はどんな意味を持つのだろう。
東電や保安院の方にお尋ねします。
原発や近未来の環境技術等のことについて、難解な技術や法令、外国の規制等について、地元の我々一般庶民にわかりやすく説明する努力を惜しまないで貰いたいのだ。
現代社会は「知の共有」社会です。難解な話を絵本に書き写す時「知の化学変化」が起きる可能性があり、そこから新しいアイデアが生まれることも多いのだそうです。
原発で無責任な空理空論をもてあそび、時間を空費していることは犯罪に繋がる・・・と我々は考えています。
今原発がその存在理由を説明する為に立ち上がり、安全と安心の為の思索を早くキチンと出して欲しい。
このままだと、本当に数日中に東京の電気は消えてしまいますよ。我々は東北の電力を使っているから心配ないけど、本格的な対策を多少乱暴であろうと結論を急がなければ「大変なことになりますよ」
柏崎はいい町です。海には美女と魚が戯れ男たちは花火に酔いしれています。海があり1000メートルの山があり港があり、壊れた原発があり過疎地がある。語り部達がいて子供達がいて柏崎に不足するものは何もないのです。
あるとすれば「本物の信頼関係」
あるとすれば「生産地満足度」
満願成就 御礼
梅雨の終わりの時期としては、これ以上望むべきもないお天気だった。
柏崎青年会議所のメンバーが精魂込めて設営した復興イベント会場は熱気に溢れ、家族連れや、柏崎にこんなにも若い人たちがいたのかと思うほど大勢の人が海岸に溢れていた。
大晦日、元日と嵐のような季節風に阻まれ「復興花火」は実現できなかった。遭う人毎に「きっとこの日にしなさい」と言っていたんだよ、よかったね、と声を掛けてもらった。
そうなんだよな、と思う。
JCとのコラボレーションが最大限にシンクロし、思い以上の、鳥肌の立つような感動が伝わってくる。シンプルな、そして一つのドラマのような演出を花火師の本田さんは見事に夜空に花開かせてくれた。30年来の友人の、心を知り尽くした演出に、込み上げてくる感動に、観客のどよめきに、周りの風景が滲んでいた。
花火の終わった後直ぐから、いろいろな人から携帯電話に「よかったね」と感動の電話が入ってくる。みんなの思いを天に届けることが出来た。
なんとも幸せな一日だった。
今年こそ、また何時もの夏が帰ってくる。嬉しいね。