独居老人もいいもんだっぺ!
節子が居なくなって2年が過ぎた。
子供達の所に行っているのか、最近は偶にしか帰ってこない。
それでも、毎日朝晩は写真にお茶とお菓子を上げている。
サボると叱られるからだけど、一緒にご飯を食べテレビを観たりしている。
病院から施設に移った時に、夜中になると一人で静かに古い歌を歌っていたという。
その話を思い出すと、居たたまれなくなる。
出来ない話ではあったけど、なんで俺が介護をしてやれなかったのかと。
全ては、いくら藻掻いても戻らない悔悟の世界。
彼女が一番苦しい時に、その苦しさを聴いてやれなかったこと・・・。
11月は姉が逝き、秋雄兄が逝ってしまった月。
「独居老人」を決め込みながら、行く秋を眺めている。
冬が来た!
どうでもいいけど、今の中国との関係について
個人間の問題であれば「誠意」を見せることがまず第一。
しかし組織間や、まして外国との関係、ましてまして中国との「問題」なんて清朝末を見ればあからさまな弱肉強食の世界。
広い大地を集団で生き抜くために残された知恵が「孫子の兵法」、ヨーロッパでは「マキャベリー君主論」だと思う。
日本人の平均的感覚では「ノーサンキュー」
だけど修羅場を潜り抜けるには必要な教養だっただろう。
日本の官僚を呼んで、ズボンのポッケットにて突っ込んだままなんて、素人相手の茶番!
親分が女だとて、何とか局長、キンタマ提げてんのか?
家に置いてきた? そっかそっか!
何て言ってる真に雪が来た。











