雲霧仁左衛門

2023年10月09日 風の戯言

何やら中東がまた騒がしくなってきた。
歴史的なガミチガイで、この戦争は相手を殲滅しないと終わらないのだろう。
話し合いで解決、なんて絵空事なんだろう。

本気で核戦争が始まるのかも知れない。

友人が、核戦争の週末映画「渚にて」を薦めてくれた。
U-NEXT で見てみよう。

写真は今日の刈羽三山 雲霧仁左衛門
上の米山は今熊にて
中、下は何時もの散歩コース

南下 古土の池

2023年10月08日 風の戯言

産業大学の通りを南に入ると田圃の先に古土の池がある。
世話をする人たちが彼岸花を大切にしている。
池の斜面が赤く染まり、山のスギ林を背景に絶景だ。

池の中にはに大きな錦鯉が泳ぎ、雑念を捨てるには絶好の場所。

と、池から南の山に消える農道は、確か古戦場?
澤の、田圃の土を西の山裾に掻き揚げて4mほどの農道を造った。
下請け仕事だったこともあって、感情的に晴れ晴れとした気持ちだけが続いている。

ナス

2023年10月07日 風の戯言

庭には小さな畑がる。
愛妻が何より大切にしている我が家唯一豪華な資産。
柿の木があり、キュウリやトマト、ゴウヤ、ナスが豊かに実る。

ナスは子供の頃から「バカナス」だの「ボケナス」だのといいイメージはない。
ただ、遊び疲れて腹の減った時にナスには助けられた。
大きいナスを、膝で叩いて柔らかくし、むしゃぶりついた。

80歳を過ぎて、自分が何をしてきたのか分からなくなっている。
目の前の「今」のことと、「明日」の仕事のことだけが頭を占領し、「昨日」のことを忘れてきてしまった。
だから。時折「古戦場」を、土方時代の現場のことだが、思い出したように訪ねて回る。

南条の線路の脇で写真を撮り、追田の溜池を見に行き、八石山の林道を登った。
一度上ったことがある筈だが、何も覚えていない。
だけど、こんな道を整備している人たちに頭が下がる。

嵐の前

2023年10月05日 風の戯言

写真は昨日の夕方。
 雨と風の今日は、トンボの姿は見えない。
 嵐の中をどこで休んでいるのだろう?
妖精のような、いやトンボとは妖精なのかも知れない。

帰り道

2023年10月04日 風の戯言

何時もの夕方の散歩の帰り、赤トンボと一緒に歌を歌いながら帰ってくる。
赤トンボの寿命は長く、数か月に渡るという。
故郷の深田で生まれ、夏の暑い時期は深山で暮らし、秋少し涼しくなると故郷に戻ってくる。

目玉と羽と尻尾だけみたいだが、意外と言葉が通じる。
歩く速度に合わせて手の先を翔び、何やら小声でいきなり聞いてくる。
「お前、退屈していないかい?」

此奴はイキナリ痛い所を突いて来る。
鯖石川の堤防で、俺は考え込んで、しゃがみ込んでしまった。

写真上は安田 明神にて
  中は 堀から与板峠の山道にて
  下は 我が家の茅が朝日に輝いていた時