日月潭

2020年10月04日 風の戯言

本棚から「台湾 日月潭に消えた故郷 流浪の民サオと日本」を見つけ、読み始めている。
夕暮れに「喜多郎 シルクロード」を聴きながら、こんな本を読んでいると自分が現在どこにいるのか一瞬解らなくなる。
著者板野徳隆の文章力に驚かされる。
虜になりそうだ

写真は元の岬館から。

半澤直樹、麒麟がくる

2020年09月27日 風の戯言

竹内結子が亡くなった。
私の初恋の人!  
正直、彼女の笑顔には何とも言えぬ品があり温かかった。
嫁に欲しかったなぁ…

半澤直樹も明智十兵衛もどうでもよくなった。

竹内結子を返せ !

アンネ・フランク

2020年09月26日 風の戯言

アンネのテレビ番組に浸み込んでしまった。
あ、いや、屋久杉のレポートとゴチャマンザイになったようだ。

俺がまだ御幼少の砌、階段から落ちて寝た時、姉が本を買ってきてくれた。
「のんちゃん雲にのる」
多分2冊目が「アンネの日記」だったと思う。

生来へそ曲がりなのに、この本のタイトルだけは覚えている。
「猿飛佐助」の方が面白かったのだろう。

閑話休題
アフターデジタルの世界が興味深い。
レイ・カーツワイルの「シンギュラリティ」より確かな未来なのかも知れない。
ただ、要注意は各国が「ベーシック・インカム」を議論し始めたことだろう。
根底には生産能力のない人間をどうするか、という問題。
社会の差別化が激流になる予感がする。

最近、「人間性」という言葉に戸惑っている。
これは「DNA」の世界の話なのか、努力すれば人間は変われるのか。
「DNA」だけとすると、「教養 Liberal arts 」とはなにか?

その「人間性」に仁、義、礼、智、信などの「5徳」ばどうなるのか?
初期仏教や論語の世界の意味はなんなのか?
命を懸けてそれを学んできた人たちにとって、その意味は何処にあるのか?

いや、ヨーロッパ精神文化の基礎ノブレス・オブリージュと日本の武士道の違いは何か?
その中に「意地」の位置づけは何処なのか?
「やる気のない人生」なんて、それも人生なのだが・・・「感動」がない人生に自分でどんな「価値」をつけられるのか ?

人間性は、顔に出てくる。
「40過ぎたら自分の顔に責任を持て」
だから「DNA」だけでは無さそうだ。
顔だけじゃない、「バカは死ななきゃ治らない」ともいう。
所詮、「屁」でしかないのだが。

朧げに、その差は見えるのだけれど、教育とは全く違うものでありながら、しかとは解らない。

こん畜生 !

秋の海

2020年09月24日 風の戯言

久々の海
柏崎中央海岸から薄く佐渡の島影が見える。

台風12号の影響はなしか!

静かな秋

2020年09月23日 風の戯言

隣の米の大きな乾燥機が夜のなると静かになる。
窓を開けるれば秋の涼風が部屋に入ってくる。

風を感じながら、本を読みながら、宗次郎を聴いていると、豊かな時間が過ぎてゆく。

こんな時間もいいもんだ。
こんな人生も悪くないな、と思う。

閑話休題
昨日夕方、行兼のお墓参りに、刈入れ終わった田圃路で赤トンボの群れに出会った。

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
負われて 見たのは
いつの日か

山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだは
まぼろしか

こんな豊かな詩情の中にあった時代をうらやましいと思う。
ただ、「負われて」を「追われて」と長い間、勘違いしていた。
性格の捻じれが災いしていたようだ。

惚けたかな?