昭和天皇の散歩道

2014年03月23日 風の戯言


 戦後間もない昭和22年秋、昭和天皇は柏崎新道の飯塚邸に宿泊され、近所の山道を散歩されたという。

 その散歩道を歩いてみたい衝動は以前から強かった。
 少し春めいてきた午前中、フラリと新道に行ってきた。
 登り道で、喘ぎ始め、途中でダウン。
 天皇は強かったのだな、と妙なことに感動 !

 結局自分が弱すぎるのだと気づき、柿団地を横目に見ながら回り道。農家の人達が柿の枝の剪定作業を始めていた。

 この団地の造成に若い頃関わった思い出がある。

 遠い昔だ。

 陽が西にに傾きかけた部屋に、「ライムライト」が流れている。チャップリンが追い求めていたものが心に迫ってくるような曲だ。

 みんな遠くなった。

春分の日

2014年03月21日 風の戯言


 春のお彼岸

 お世話になった人達のお墓参り。久し振りに小林進さんのお墓にも花を手向けることが出来、少し心が和らいだ。明日は小林サイさんのお墓をお参りしてきたい。

 会社は休みを利用して社員フロアのレイアウト変更で、普段慣れない作業で大汗をかいていたようだ。

 春が近づいている。

雪のち雨後晴れ・・・

2014年03月16日 風の戯言


 天候の変化が激しく、1週間の仕事も似た状況が続いている。

 11日は大前研一氏の講演会があり参加、若い時には夢中で読んでいた人でもありながら講演を聴くのは今回が初めて。
 もとは原子力技術者だけに、政府調査会の立場と会わせると発言はかなり微妙。答えを期待するべきじゃないのだろう。懇親会はウーロン茶で早々に退散。

 その後は38度の発熱が続き廃人同様。
 ただ、提訴の準備だけは手を抜けないのでやれるところまではやる、って雰囲気。
 14日は弁護士に見参。
 さすがに指摘事項が厳しい。ポイントが絞れてファイトがわいてきた。

 15日はダウン。夕方海を見に行く。

 16日は関東のケヤキの林が見たくなり午後から高速で赤城まで。本当は熊谷の武蔵丘陵森林公園まで行きたかったのだが、エネルギー切れで挫折。

 谷川岳は深い雪に覆われ、赤城は枯れ葉が積もっていた。

 何時かまた、あの落ち葉で焼き芋しに行こう。

啓蟄

2014年03月06日 風の戯言


 暦の上で、今日は「啓蟄」

 春が近づき、土の中の虫が動き出す時期と理解していた。

 Wikipediaでは「大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。
 『暦便覧』には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されている。
 柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ、とある。

 残念ながら今日は雪の舞う荒れ模様。
 やっと春が近づいたのに、また逆戻りのようなお天気。
 北海道の低気圧は966hPa、酷いはずだ。

 こんな雪の日は、武蔵野の林の中を歩きたくなる。
 無性に、枯れ草を踏んで歩きたくなる。

 3.11が近づいている。

 写真は「じょんのび村」の夕暮れ。

春を呼ぶ「風船一揆」

2014年03月03日 風の戯言


 小千谷に春を呼ぶ「風船一揆」が開かれた。

 昨年は悪天候で飛ぶことが出来なかったけれど、今年は穏やかな曇り空の下、風が全くないので、外に飛び去ることが出来ず、山本山の麓の西谷会場の上空で遊べたという。

 もう38回になるのか !

 老兵は死なず、ただ消え去るのみ。

 今年も車の中から走りながらの観戦だった。
 
 写真は「越後風船共和国」代表 金子修一さん 撮影