カエル帰る

2013年09月30日 風の戯言


 先日、柏崎の水源、赤岩ダムで遊んできた。
 デッキチェアを持ち出し、緑陰、懐かしすぎる表現なのだが、ダムサイトの木陰で昼寝を楽しんできた。いろいろ邪魔が入って、短時間しか「安眠」できなかったが・・・。
 
 不思議なことに、虫が一匹も来ない。

 最近、虫が少なくなった。蚊帳を吊ったのは何時の頃までなんだろう。カエルも、蛇も見なくなって、車に轢かれたイタチや狸も見なくなった。自然がゆっくり変わっているのだろう。

 家の前の防火水槽にカエルがいる。始めて見つけたのは孫達で、よく見たら立派なカエルが何匹も生息している。
 自然が少し戻ったようで、嬉しかった。

ジャカルタ山田院長 来柏

2013年09月29日 風の戯言


 70年も生きていると、様々なことがある。
 信州大学で熱気球を作った仲間がジャカルタで石をやっていることは以前書いた。彼は今、3つの診療所を運営し、医師・看護師100人を抱えて、現地在住日本人に絶大な信頼を得ている。
 彼と、30年前に訪中団を組んだ時の仲間、テレビ信州の三浦君も駆けつけ、一夜、昔話に花を咲かせた。

 面白かったのは、100人社員を纏める材料として稲森和夫の「アメーバ経営」を使っていること。「これしかないね !」と話に熱が入っていた。

 真の友達とはいいものだ。

稲架 (はさ)

2013年09月24日 風の戯言


 新潟産業大学の前を通り、安田に抜ける途中の「軽井川 (かれいごう)」集落の中に田茂木を使った昔ながらの稲架(はさ)に稲が懸かっていた。

 天然乾しの米は美味いという。

 茂ちゃんに勧められた「里山資本主義」を読み始めている。ドナルド・キーン記念館でブルボンの社長・奥さんに会ったら、やはりこの本を読んでいるという。
 グローバル時代の地域産業をどうするか ? みんな悩んでいるんだ。
 
 今日は真ん中の兄貴の誕生日、78歳だという。電話で笑い合っていた。子供の頃が思い出される。

ドナルド・キーン・センター柏崎

2013年09月22日 風の戯言


 21日、ドナルド・キーン・センター柏崎がオープンした。
 日本文学の紹介者として日米欧に知られ、3.11を期に「日本人」に帰化した異色の日本文学者。
 全集の第7巻「足利義政と銀閣寺」を開いてみて驚いた。どんな史家も見過ごしていたような文書を丁寧に読み解き、今までになかった義政像と銀閣寺に対する解釈を展開している。率直に、驚きの世界だ。
 昨日は戸隠神社に健康祈願で参拝していたので、センターは今日訪れてみた。主催者であるブルボンの吉田社長夫妻も温かく迎えてくれたが、何人か馴染みの案内人も多く、今日は雑談に流れた。後でゆっくりと感じたい。

 人生、何かが動き出す時には環境全体が連動し大きなうねりを作るらしい。楽しみだ。

中秋の名月

2013年09月19日 風の戯言


 台風一過、素晴らしい秋晴れが続いている。
 昼間は「雲一つない」ような青空。
 そして、夜は「中秋の名月」

 庭に夕食を持ち出し、満月を愛でながら酒を飲む。
 こんな一時もあったのだなぁ、と感無量。

 いろいろなことが交錯し、重なり、時は移りゆく。