いろいろな花が咲く。
途中何度も息切れし、深呼吸して態勢を組み直し、村上龍を読み切った。 余韻がグルグル回っている。
気分転換に森近の、澤の奥まで続く農道を歩いてきた。 谷間に、細々と田圃が続いて、土方時代も来たことがない。 入口には「クマに注意!」の看板が出ていた。
勝手にしろ!
写真は我が家の前の花畑。
村上龍「オールド・テロリスト」に沈んでいる。 ただ読み進む度に気が散り、散歩したりお茶したりしてまた本に戻る。 途切れ途切れに本読んでるのは集中力の問題ではなさそうだ。 何度か読んでいる筈なのに、話の筋や細かな心理描写に慄く。 主題は日本社会のリセットを狙った原発テロ。
テロに脅えなければならないような「原発」を変えなければ、地域は滅びる。
写真上 善根佐之久 田圃の脇の花畑 下 北条にて 奥は南条追田 八石山はガスの中
サハシノショウ ?
新道を走っていると「紫陽花」に呼び止められた。 「私を撮らなくていいの!」と声が追いかけてくる。 そうだ。このチャンスを逃すと一生悔いが残る。 戻ってみると、清楚な、無茶苦茶俺の好きなタイプ!
俺はこんな花に弱い・・・。
なんちゅう花だか解らんけど・・・百合とバラは解るけど・・・
雑草という草はない、というけど・・・
久し振りに村上龍の「オールド・テロリスト」を眺めている。 「大切なものは失ってみてはじめてわかる」 2ページ目のこのフレーズに出会い、村上龍がまた魅力的に見えてきた。
考えてみれば悲しすぎる人間という存在が、少しでもその「心」を取り戻すことの出来るとしたら・・・。
写真上は 夕方や雨の日は花を閉じ、明るくなると紫の花が開く不思議な花。ナンジャラホイ! 中は その畑に咲くバラ 下は 横山 マルイの近く、花に呼び止められた。