天使

2023.01.10 風の戯言

ランちゃんは天使だった。

風になって何年経ったのだろう?

いつも、恥ずかしそうに、家族に甘えていた。

裏日本

2023.01.09 風の戯言

駐車場にとめておいた車の温度計が「9℃」、暖冬で助かるけど真冬にこの温度はなに?
SDGsなどで、温暖化の話をすると「デマ情報!」とされることもあるが、雪国に暮らす者の実感としては「地球は温かくなっている!」
むかし、道路工事の現場で山を越えて資材を背負って送り込んでいた時、2,3か月鉛色の雲の下で汗を流し、春が近づいた時に覗いた青空の色を、あれから50年も過ぎたのにまだ忘れられないでいる。

「裏日本」

そんな言葉を思い出している。

権力に対する反抗はまだ続いているのかも知れない。
ただ、あの時、角さんが吼えてくれた。

春近し

2023.01.08 風の戯言

大雪を心配していたのに、降らなくて良かった。
冬至を過ぎれば、春は迷いながら近づいてくる。
大寒を過ぎれば、春は大急ぎでやってくる。
そして、その先は節分だ

春は近いぞ、がんばろう!

こども自然王国にて

2023.01.07 風の戯言

昨日読み始めた山本七平の「日本人と原子力」、
読まねば!と勢い込むが数ページ開いてダウン!
チェック、メモしておかなければならない場所が多すぎてタイヤが空回りしてエネルギーが切れ、すぐ眠くなる。

じょんのび村コーヒー飲みながらストレス解消して本を読もうとしたけど、知り合いが多すぎて、結局ダウン!
 「リサイクル文明が求める原子力」藤家洋一
 「放射線は怖くない」中村仁真
昨日届いた本は表紙を見ただけ、正しくはちらっと見ただけで悶絶!
明日があるさ!

山本七平「日本人と原子力」

2023.01.05 風の戯言

「どうして今!」叫びたくなる本に出合った。
山本七平「日本人と原子力」 昭和51年初版本 こんな本が手元にあったなんて・・・
読んだ形跡はあるけれど、何も覚えていない–例のパターンの古い本

事の顛末はこうだ。
古い本棚から山本七平の「日本人と原子力」が出てきて、読み始めたら目から鱗です。
半世紀も前、今の状況を歴史的な視点で見ていることに驚きです。
「「原子力への恐怖」は日本を支配し、その支配が別の不幸をもたらしたからである。そして後世に及ぼした「不幸の度合い」は後者の方がはるかに大きかったのだが、その時代の日本人はそう考えなかった。同時代とは常にそういったものなのだが、歴史的判断に欠け、過去の体験を忘却した上で、それを現時点に適合するように情動的に再構成して把握する日本的性格はこれを甚だしくした・・・・」
はじめに、に書かれた一節です。明治の初めにランプと電信線の、その時代の笑えない事例を引いています。

「原子力は絶対に安全なのか?」
「絶対安全とは、言えない」
「絶対安全でないものを作るな!」

「電気は絶対に安全か?」
「絶対安全とは言えない」でもなぜ使うのか?

未知な物への不安から、人は拒絶反応を優先させる。
正しく理解し、正しく使えば・・・

自分たちの生活を豊かにしてくれる。