原爆裁判
「原爆裁判」が手元に届き、溜息をつきながら読んでいる。
それにしても、原爆投下後80年も経ってこんな本が出るなんて。
原爆の歴史を、バケモノたちの歴史を要約してくれている。
暫くかかりそうだ。
読みながら、ハリソン中山が可愛く見えてきた。
別件だけれど、人間の言葉から湿気が失われてきているように感じる。
言葉がデジタル化され、液体である人間の血液が抜けてしっまたのか?
自分の言葉で語る事が出来る、そんな当たり前のことが少なくなった。
アナログ人間にとって、本はやはり、いい!
書棚に飾って、背表紙を眺めているだけで心が満ちてくる。
取り出して、「帯」を読むだけで本の中身を理解したりする。
暑さのせいで、電子蓄音機が治った。
久し振りに「音楽」を聴いて、少しだけ真人間に戻った思いになる。
立派なものだ! だけど暑っちぇ! クソ!