斎藤幸平

2024.01.12 風の戯言

やっと本が読めるようになった。
認知症の回復? ではなさそうだけど。

本棚から「ゼロからの資本論」が落ちてきて、ページを捲っている。
ただ、よく理解できない。
マルクスの解説本?が簡単に読めるわけではないだろうが・・・。

「人新世の資本論」は衝撃的だった。

もう一冊
「マルクス解体」がある。

60年前、アルバイトをしていた「理論社」に「史的唯物論」があり、よく売れていた。当時、何の本だかさっぱり解らなかった。今も判らない?

‐3℃ の朝から5℃の春へ

2024.01.11 風の戯言

寒かったけど、良い日になった。
お昼は,お見舞いも兼ねて「地獄ラーメン」の「二丁目」
前に青い海が広がり、それなりの津波も来たらしい。

能登の地崩れの写真を見ていると土方時代を思い出す。
まだ崩れてくる現場で、完成図を読みながら計画を立てるのは楽じゃない。
でも、それが仕事だ。必死になって工事の手順を探る。謎解きの楽しさ。
流れ出した土砂に乗せられ、谷の反対側まで流されたなんてこともある。

作業員皆が完成図を頭に入れて動き出す。感動的ですよ。

「山崩れ現場は、根性だ!」なんて叫びながら立ち向かっていった。

たのしかったなぁ。

雪のち晴れ

2024.01.10 風の戯言

「裏日本」という言葉があった。
クソッタレ!

角さんは「三国山脈を平らに削り取る。そしたら日本海からの雪雲は山にぶつからずに関東にも大雪が降る。越後に雪は降らなくなる。いいだろう!」
ヨッシャー! 俺たちは熱狂した。
雪だけでなく、越山会のエネルギーは「表日本、裏日本」の格差に対する怨念だった。

その目白御殿が焼け落ちたらしい。
一時、鯖石地区の革新系も保守系も一体となって「明日の鯖石を創る会」で暴れていた。
バスを連ねて「目白詣で」し、「角さんの下駄」を貰い受け、後楽園のナイターで暴発した。

楽し過ぎる青春があった。
今は風になってしまった、楽し過ぎる仲間たちが大勢いた。

「瞬き」の科学の続き
人はいろんな理由で瞬きをする。
だから、「瞬きをしない」のはどんな心理的理由によるのか?
これについてはまた書く。

写真は家の裏の窓から朝日を受けた加納の山

「瞬き」の科学

2024.01.09 風の戯言

先人達から「40過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言われてきた。
暇なときに鏡を覗き込む。
立派じゃねえか!

最近テレビを見ていて「若者の顔」がすっかり変わってしまったと感じる。
若い時は、ネアンデルタール人か縄文人の顔が多かった。
近頃は韓流ドラマの男みたいに「ツルッ」とした顔ばかりになった。

人間がチンパから進化していく過程で、敵意のない表情を伝える為に顔から毛が抜けていった。
若い男が脱毛するのはその歴史でもある。
しかし、「眼」の真情を隠すまでは、まだ進化途上である。

「瞬き」の科学では

地震が来た!
かなり揺れたけど、大丈夫!
楽でもない正月だこと!

やっぱり、能登から佐渡に近づいている。

「瞬き」の科学では  この続きは明日書きます。

量子力学と「意志」

2024.01.08 風の戯言

雪の降り方が遠慮がちになって来た。
なんだかなぁ・・・。

社員から取り上げてきた和田純夫の「量子力学が語る世界像」を「読んで」いる。
本は読まなくても、何が言いたいのか本の表紙と帯を見ればわかると嘯いていた。

だが、今回は違った。
書名だけでは判らない。
だから、「はじめに」に何回か目を通していて少しづつ見えてきた。

自分のアンテナがマクロの宇宙論やミクロの細胞にあるのは確かだが
不思議でならないのは「人間の意志とか性格」の世界。
その「意志」は環境や体調から、エネルギーの方向と効率がまるで違う。

それと、「人間性」と言われるもっと摩訶不思議な世界。
人間同士の評価・判断で「何となく虫が好かない」タイプは多い。
その意識の元は何なのか?

人間の認識は、自らの努力で修正できる。
しかし「性格」は変え難い。
全てを量子論で理解しようとした時に、その辺がどうなるのか興味が尽きない。

雪の中で咲くバラを不思議に見ている。