休日の仕事は気が漫ろになる。 空には青空も見え、風の丘まで走った。
風速5メートル。 丁度よい風だ。
海は、この季節では不思議な、魅惑的ななブルー。
朝、会社に行こうとしたら靴の中で小さなネズミが死んでいた。 忘れていた靴用のホッカイロで温くんで、寝たまま凍え死んでしまったのかも知れない。 子供の頃の「マッチ売りの少女」を思い出す。
庭の片隅の米山薬師の石の脇に落葉をかけて葬った。 小さな生命。 巣から落ちた雀のヒナ達も眠っている。
人間も、そんな小さな生命の一つ。
冬の夕陽と黒姫山が美しい。
先週末、冬の賞与を手渡しホッとしている。 何人かの社員からお礼を言われたが、解って貰えるとやはり嬉しいね。
本当はみんなと約束をしたことをやっているのでしかないのだが・・・。 働く者として当然の権利なのだが・・・。
激動の時代、100年継続を目指すのは、本当は正気の沙汰ではない。 次の変化を、診ている者には見えるのだが・・・力ずくで見させることが経営者の役目か?
秋の次には冬が来る。 そこを乗り切れば、また春が来る。
安田の藤巻さんの家に遊びに行き、床の間に掛った安い曽太郎の「着物の女」を見させてもらった。 この版画はこの世に2枚しかないとのこと。 ネットで調べたらまさにそう!
村山径の「猪」の絵も貰ってきた。
なんと凄い日なんだ !
自分が生まれる半年前 昭和16年12月8日 戦争は始まった。
戦争で負けて、立ち直って、そして今グタグタになっている。
目の前のことに右往左往して 原理原則を、政治も企業も理念を失っている。
韓国を笑っている場合じゃない。