トランプ新大統領

2017.01.25 風の戯言


 トランプが米国新大統領に就任し、矢継ぎ早の「改革」が打ち出されている。

 大国が「人権」や「平和」の名の下に、言葉巧みに隠していた「本音」が露わになった。

 惑わされていたのは「日本」。

 戦争に負けて、犬のようにご主人に纏わり付いてきた。
 ご主人のご機嫌を取り結び「虎の威」を借りるものが支配層というご利益を得てきた。

 崩れるべくして崩れ始めてきた時代なのだが、さて、日本はどうするか ?

 些か暴論だが、日本も核武装を急がなくてはならないようだ。
 
 トランプはビジネスマンではない。ヤクザが不動産屋になり、そして大統領になった。
 不動産屋はDomesticなビジネスであり、国際的な感覚はない。
 
 ナチスと同じく、こんな人を選んだアメリカの程度が知れる。

 早く目覚めさせないと取り返しがつかなくなる。

シンギュラリティ2045問題

2017.01.22 風の戯言


 シンギュラリティ、所謂「特異点」または「技術的特異点」に向かって時代は大きなうねりを起こし始めている。

 何がどう変わっていくのか、野次馬根性が疼いている。

「老人よ、大志をいだけ !」 

2017.01.16 風の戯言


 
 今年は目出度く「後期高齢者」の仲間入りする。
 新参者ですが、先輩方には以後お見知りおきを。

 年齢と共に口は達者になったが、呂律も回らず、体調も怪しくなった。
 まぁ、75歳までケツの穴を少し修理したくらいのポンコツだけど、多少痴呆症の自覚症状はあるけど、まぁ、いいか ?

 しかし、考えても見よ。後期高齢者は人類の未来への伝道者であり、立派な歴史遺産なのだ。
 歴史を知らないものに未来はない。何故なら歴史とは失敗のビックデータなのだ。人工知能(AI)で集計・分析すれば未来への課題も処方も見えてくる。
 そんな面倒な事より、我々には「失敗という財産」がある。誰にも話せない、思い出せば涙が止らくなる「失敗」がある。
 だけど私達は生きてきた。それを活かそうよ。竹には節があるから天に向かって伸びられたのだと思うんだ。
 
 トランプももうすぐ俺たちの仲間だけど、耄碌が酷くなって、言っていることがシッチャッカメッチャカで、世界が少し怪しい雰囲気になってきた。
 
 さぁ、もう一度俺たちの出番が回ってきたのだ。年寄りには、若い人たちには出来ない「宝」がある。「失敗」の経験と思い出がある。「失敗」を繰り返させない使命があるのだ。

 ボブ・ディランは「どれだけ多くの人が死んだら、戦争はなくなるのだろう」と歌っている。どんなに時代が移っても、生きることの幸せは安心して暮らせると言う事なのだと思う。
 
 俺たちには使命がある。
 若い人達なんて当てにせずに、最後っ屁をぶっ放すまでもう少し頑張ろうよ !
 
 でも、あんまり長生きするなよ。

小正月

2017.01.15 風の戯言


 久し振りの寒波、雪の小正月を楽しんでいる。

 金曜日夕方から降り始め、昨日は一日雪印、それでも今日は青空が覗いたりして、庭の山茶花に小鳥たちが遊びに来ていた。

 少し、落ち着いたのかも知れない。

 大雪注意報も解除されたようだ。

 もう一日、アナグマのような生活を楽しんでいよう。

ピカソのなりきった男

2017.01.10 風の戯言


 この3連休はお天気に恵まれ、友の葬儀を上加納の多くの人が送る事が出来た。故人の人徳なのだろう。

 何やら落ち着かぬ気持ちを静めるため、何時もの散歩道を彷徨う。

 「ピカソのなりきった男」(ギイ・リブ)と「政府は必ず嘘をつく」(堤未果)
 「ビカソ・・・」はピカソ、ダリ、シャガール等高名な画家の贋作りの男の話。美術業界の裏話と贋作を作り続け自分が何ものであるのか分からなくなる物語。
 人は絵の美しさより、作者のサインに価値を置く。

 「政府は・・・」は「貧困大国アメリカ」を書き続けた堤美加の最新作、といっても昨年4月の本だが・・・政府とマスコミが作り上げる虚像の世界、我々は矛盾に満ちた虚偽の世界を生かされているのかも知れない。無知なる故だが・・・。

 今一度、メモをと利ながら読みたい本だ。