バレンタインデー

2015.02.14 風の戯言


 逢坂剛の「鎖ざされた海峡」のエピローグに、不覚にも涙が出てしまった。
 小説を読んでいて、涙ぐむなんて俺も相当焼きが回ってきたらしい。
 本だけかと思ったら、古いCDを聴いていて、何やら切なくなってきた。これは重病だぞ!

 1日の天気が目まぐるしく変わる。
 吹雪の後に太陽が覗いたり、退屈しなくて良いけれど、出来たら1日中青空を見ていたい。

 今日はバレンタインデー。
 いくつか「義理チョコ」を貰ったけれど、本当のチョコがあったらどうしよう・・・。

 

リアリズムの欠如

2015.02.11 風の戯言


 週刊新潮 2月12日号の「ヤン・デンマン」の「東京情報」に

 日本人の「リアリズムの欠如」と言う言葉が載っていた。

 何かが起きたときに、問題解決の手法が「宗教的」になってしまうことをズバリ言い当てた言葉ではないかと思っている。
 
 

今日は立春、間違いないね

2015.02.04 風の戯言


 日本の南岸を低気圧が北上し、東海、関東地方に雪を降らせる。

 雪国では、春の天使がお使いに来たような気持ちになる。

 春が近づいている。

 それだけで、嬉しい。

今日は節分、そして明日はなんと「立春」!

2015.02.03 風の戯言


 明日は「立春」
 今日で冬は終わるのか・・・。

 雪は今のところ多くはない。

 いろいろあって、まぁこれが人生ってものなんだろうけれど・・・。

 頑張るしかないね。
 

武蔵丘陵森林公園

2015.02.02 風の戯言


 高齢化してきたら運転が危なくなってきた。

 運転中、瞬間的記憶喪失状態になり、「ヤバいぞー!」と慎重運転に切り替える。事故を起こすときは、妻を脇に乗せているとき。
3回ともそうだから、神が「気をつけろ」と注意しているのだろう。

 単独での長距離は好きじゃないが気楽で良い。
 だから京都日帰り、約1000キロは何とかなる。

 今回は雪の三国越えと東松山で公園を散策し、ホテルが見つからずに「え−っ、帰ってしまえ!」で元来た道を戻り、ただ三国峠の雪が心配だった。

 午前中は反対車線50キロくらい渋滞していた。

 少し遠回りになるけれど信濃路を回ってきた。

 「春めいて 佐久の草笛 聴こゆかな」なんて駄句を作りながら走った。
 「信濃路は雪の浅間と雑木林」あぁ、これも良いね。

 妙高は吹雪で前が見えず、高田は少し楽、新潟方面は横殴りの雪、米山を超えると静かになった。

 関東の雑木林と空の色は良い。

 これが見たくて建設業を辞め、コンビュータ会社なら許してもらえるだろうと、甘く考えていたけれど、実現したのはつい最近。もう30年も待ったことになる。建設業を入れると、50年近く、藪の中を枯れた葉っぱを踏みつけながら歩いて見たかったのだ。

 カサカサと言う乾いた音から、いろいろな思い出が吹き出してくる。

 「老兵は死なず、ただオロオロ林の中を歩きたい」

    カラマツの林や、名も知らぬ木々達が
      いろんな事を話してくる。