鯖石から高柳に抜ける川西線-252号線の西側を走る山間の道が好きだ。 宮平を過ぎて笹崎から旧石曾根村の幾つかの集落の山側を走る。 自分の生れ在所でもあるので、浅田次郎の「母の待つ里」のような香りが漂う。
夕方6時になると、市のチャイムで「夕焼け小焼けで日が暮れて♪」が流れてくる。 今の日本が忘れてしまった本ものの童謡が、まだこの辺の村には生き続けている。 朝6時には、朝の読経が終わった周広院住職が撞く鐘の音が村に眠りを起こす。
「そうか、節子はもういないのか・・・」 やっと、悔いの山の中に現実が見えてきた。
「ほんとに、節子はもういないの?・・・」
セッちゃんはね、節子と言うんだホントはね だけどみんなで「セッちゃん」と呼ぶんだよ 嬉しいね セッちゃん・・・
まだボロボロだ・・・
話題の「百年の孤独」が届いたのでページを捲り始めた。 いきなり、得意の妄想の世界に入り、頭がクラクラする。
妻は風になってしまい、今日も友達のところで話し込み帰ってこない。 友達も多く、仲良したちと話は尽きないのだろう。 入院している間は、みんなに会えなかったんだもんね。
ゆっくり、いっぱい話して来な。
待ってるよ。
そうか、妻はもういないのか!(1) 写真は2016.9.9 妙高アパ・リゾートにて
そうか、妻はもういないのか!(2) 写真は2016.11.19 加納自宅での結婚記念日 ワイングラスが救い !
「人生、死ぬまでのヒマ潰し」 なんて昔、誰かが言っていたけど、ホント、ヒマ ! 何をする気にもならない。お天気のせい?
子供の頃、裏の竹藪が自分の遊び場だったけれど、ある日突然「退屈」してしまった。 こんなヒマで、退屈な時間が一生続いたらどうしよう? こんな恐怖を感じたのは初めてだった。
以来、その恐怖を感じないために、いろいろなことをやってきた。 病気か?
ま、いいや! そのうち何とかなるだろう!
一灯を提げて暗夜を行く。 暗夜を憂いること勿れ。 只だ一灯を頼め。