念願の八丈島
念願の八丈島にやっと行けた。
年末のこの時期に1人で旅をする・・・家庭人としてそれでいいのか、多少自分でも疑っている。
だけど、何時までもグジグジしているよりも思い切ってやってしまえば悔いは少なくて済むのだろう・・・と思っている。
やらないでいる後悔が多く、大きいのだけれどね。
八丈島に惹かれ始めたのは、子供の頃夢中になった織田、豊臣、徳川の講談本だったのかも知れない。
特に豊臣五大老の1人宇喜多秀家が八丈島に流された事には惹かれていた。
お墓に案内してくれたタクシーの運転手にも「俺は上杉景勝の地元」とか訳の分からない話をして自分で満足していた。
「島」に憧れて、何時か南太平洋の島を自分用に一つ欲しいとも思っていたが、島は疲れる。2、3日では仕事のことが頭から離れず、遊びに逃げ込むほど島の情報も広さもなく、海を見ていてもモヤモヤは去らない。本当はもっと長期の休みが必要なのかも知れない。貧乏性。
もう一つ。流人が築いたという「玉石垣」の素晴らしさに目を見張り、八丈富士の山腹を巡る道路の「石垣」に度肝を抜かれたのは、建設業界人だった頃の記憶がまだ薄らいでいないせいなのか。
風がなく、青空で、波が高かったら「八丈の海」はもっと凄かったのだろう、と思う。
東京に帰って、浜松町からタクシーで国会議事堂、靖国神社、皇居に行き手を合わせてきた。
安倍総理のやっていることが、何か少し判りかけている。
写真はホテルの部屋からの夕陽。
八丈島恋し
「八丈島旅行」を企てて、一度は台風で中止。
再度挑戦するも、今度は八丈島が大荒れで中止。
3度目の正直、竹柴桟橋から東海汽船に乗り込んだ。
新潟に雪を降らせた冬型の気圧配置も嘘のよう穏やかで、夢にまで見た東京湾の夜景は涙が出るほど綺麗だった。
幸せな眠りに着け、船の揺れと波の音を夢の中で聞いていた。
だけど、朝になって到着予定時間になっても島影は見えず、不審に思っていたら東京に戻って来てしまっていた。
波が高く船は三宅島から引き返してしまっていたらしい。
お陰で東京湾+太平洋14時間のクルージンクは料金払い戻しで「タダ」 何なんだかなぁーー。
年末、もっと一生懸命働け !
神様はそう命じていたようです。
ただ、そう簡単に諦めきれない。もう、意地 !