冬晴れや佐渡の向こうにロシア見え
なにか、久し振りに休日の晴れ間を見たような気がする。
立春を過ぎ、「雨水」も過ぎたのだけれど、我が家はまだ雪の中。
今日は高柳と十日町の雪祭り。 でも、晴れていて良い祭りが出来そうだ。
来週は小千谷の「風船一揆」 40機くらい集まりそうだ。 今年は第39回、来年は40年になる。
残念ながら今年も、天気予報はあまり良くなさそうだ。 今日みたいな晴れた日に、雪の上を飛べたらいいのになぁ。
中今、「なかいま」と読む。
過去から未来に続く時間軸の中心に「今」あるという日本古来の歴史観を示す言葉、だそうです。 平安時代編纂の歴史書「続日本記」に由来する、という。
日経の小さなコラム「政治とことば」に出ていた有村治子女性活躍相の記事に、初めて気がついた。
気の遠くなるような過去から、いずくまでも続く未来。 人間は、否、万物は、その瞬間を生きている。
そして「今」は既に過去になってしまう。
人間だけが、その悲しさを知っているのだろう。
いや、そうでないのかも知れない。 海の中の海藻たちも、その「中今」を精一杯に生きているのだろう。 時にまた、浜辺で遊ぶのもいい。
逢坂剛の「鎖ざされた海峡」のエピローグに、不覚にも涙が出てしまった。 小説を読んでいて、涙ぐむなんて俺も相当焼きが回ってきたらしい。 本だけかと思ったら、古いCDを聴いていて、何やら切なくなってきた。これは重病だぞ!
1日の天気が目まぐるしく変わる。 吹雪の後に太陽が覗いたり、退屈しなくて良いけれど、出来たら1日中青空を見ていたい。
今日はバレンタインデー。 いくつか「義理チョコ」を貰ったけれど、本当のチョコがあったらどうしよう・・・。
週刊新潮 2月12日号の「ヤン・デンマン」の「東京情報」に
日本人の「リアリズムの欠如」と言う言葉が載っていた。
何かが起きたときに、問題解決の手法が「宗教的」になってしまうことをズバリ言い当てた言葉ではないかと思っている。
日本の南岸を低気圧が北上し、東海、関東地方に雪を降らせる。
雪国では、春の天使がお使いに来たような気持ちになる。
春が近づいている。
それだけで、嬉しい。