5月の海 夕陽

2011.05.25 風の戯言


 高齢化と共に頭の焦点が合うのに時間がかかる。
 肩こりが酷くなった時の特有な憂鬱な症状なんだが…。
 まぁ、これも生涯の付き合いだ。

 頭のモヤモヤを整理するために岬館の小部屋に侵入し、メモ用紙だけで半日を過ごした。パソコンが手元にないというのは考えをまとめるには不便なものだと再確認した次第。
 いつの間にかこんな文明の利器に頭まで支配されるようになったのか…グニャ…

 この部屋からは柏崎の背景、山波が一望でき絶景である。
 冬の荒海がウソのような、穏やかな春の海が広がり、この海と夕陽を見ていると自閉症が完治したような気分になる。

 「フクシマ」の話になるがはんけい20Kmの住民の避難が強制されている。柏崎に置き換えた時、どうなるのか ? 地図を買ってコンパスで円を描いてみた。複雑に思いが頭の中を駆け巡る。今の家を捨てろと言うなら死んだほうがましだ。
 フクシマの人たち、大丈夫かなぁ…

なんということか ! 69歳

2011.05.22 風の戯言


 20日、朝礼が始まると何やら怪しげな雰囲気。
 何が始まるのかな、と思っていたら自分の誕生日だとのこと。すっかり頭から抜けていたので正直ビックリ !
 でも嬉しいことに社員みんなから花束と好きなお酒を頂いた。ありがとう ! 69歳の誕生日、バンザイ !!!
 と言いながら、少々複雑な心情ではある。69歳、というのはまぁ、娑婆の常識からみれば来年は 70歳 ということ。ギョギョギョ ! だね。 いまだ若い女性(さすがに10代、20代はダメ、30,40,50代ならドキドキ、60代以降はゴメンナサイだけど・・)に目が泳ぐ性癖は治らない。
 高齢化により体調の変動も激しく、頭部MRIや人間ドックでいろいろ調べてもらったが「極めて健康」とのこと。「入院せよ」との御宣託を楽しみにしていたのに藪医者たちは全く意に介していない。

 結局「もう少し働け!」ということなんだろう。
 この難しい時代を乗り越えろ、と神は言うのか ?

ハイブリット時代

2011.05.16 風の戯言


 今日の柏崎商工会議所常議員会議で原発メルトダウンの場合の「シュミレーション・マップ」の制作を検討願いたい、と発言したら皆に白い目で見られた。福島の例は最高の事例研究になるのだろうけれど・・・。半径20KM、可能もその中に入るらしい。もし、事が起きたらこんな素晴らしい風景を捨てなければならないのか・・・。いい加減にして貰いたいね。

 本題。
 人類の歴史は石器時代、農耕時代、工業化時代、情報化時代を経て「ハイブリット時代」に移行するだろうという。
 人間とテクノロジーの「共進化」、健康や教育、経済、人間関係、ライフスタイル、政治に影響を与えるという。
 我々はセンサーネットワーク、とかいろいろ呼んでいる。 人間まで変ってしまうのか ???  

風の戯言

2011.05.15 風の戯言


 1週間後に69歳の誕生日を迎える。
 何やら、遠くに来てしまった感が強く、ボー然としている事が多い。「俺は何をしているのだろう ? 」
 それでも長年胸に秘めてきた幾つかの懸案が動き出しそうな気配もあり、無鉄砲に創めてしまった今の仕事を時代の要求に合わせながら次の世代に繋げて行く準備は出来つつあるように思う。

 いい会社を創ろう !
  1.顧客にとっていい会社とは ?
  2.社員にとっていい会社とは ?
  3.会社にとっていい会社とは ?
  4.社会にとっていい会社とは ?
 それが何かを議論し、まとめ上げ、現状を直視し、一直線に実現に向って走り、チェックし、更に前進しなければ100年企業は砂上のメモでしかない。
 
 人間は70才にならないとわからんのだ、と誰かが言っとった。まぁ、解ればいいほうなんだろうが、もうちょっと前に出て見んば死に切れん、こて !

JET STREAM なる Blu-rayDisc を楽しんでいる。過去の映画音楽をバックにしたヨーロッパの風景は俺の心を掻き毟る。狂いそうだ !

放射線測定 生活の安定と健康のために

2011.05.10 風の戯言


 生活の安全と健康のために、放射線測定を始めた。
 興味ある方は下記を覗いて欲しい。
  http://www.happy-kashiwazaki.com/radmon.html
 まだ始めたばかりなのでデータは少ない。
 柏崎が福島と同じになったとき、我々は仕事と家庭を捨てて安全な場所に避難しなくてはならない事になっている。
 しかし、たとえ放射能を浴びても家を捨てる気にはならない。権力によりどうしても、となれば自爆する事にしている。
 自分達の先祖は多くの困難を潜り抜けながら、この地に住み続けてきた。何が何でも守り通さねばならない。
 福島の人たちを見ると、可哀想だし、腹がたつ。どうして自分の一番大切なウシやペットを置いて逃げてきたのか。
 馬鹿な行政の「依頼」には立ち向かう必要がある。命令には反発しなければならない。
 誰の生活でもない。自分の歴史を守るためだ。

 自分達の子供達に、故郷のない生活をさせたくない。