年末大荒れのち晴れ後のち・・

2010.12.26 風の戯言


 ようやく体調が戻り始め、友を誘い出し夜の町に繰り出している。
 22日は、年末が忙しく自分の生前葬の日程が取れなかったのでせめてお通夜だけでもやろうと喪主の金子を連れ出し呑んでいる内に他の友と合体し賑やかな夜になった。
 24日のイヴは10年来の例会でお客様のOBと枠を超えた宴を晴らしていただいている。
 25日は大嵐の中、大切な友と大いに歓談させてもらった。何かしら「欝」が吹き飛んだような心地がする。

 今日は、文字通り昨日の嵐が吹き飛んだような晴天。

初雪の八石山

2010.12.16 風の戯言


 いくたびか雪の深さをたずねけり   子規

 角川の俳句歳時記を引っ張り出したら「雪」に子規の句があった。
 朝、会社に急ぐ車窓の、八石に初雪のかかった姿が美しかった。この風景が自分の句に纏らない !

暑過ぎた夏の後の雪

2010.12.15 風の戯言


 朝、出掛けに降り始めていた雪は、夕方になって勢いを増し、鯖石の我が家は30cm程になっている。なんていうか、昔の雪の降るパターンには形があったけれど、現代の雪は何となく振ってくる。戸惑いもなくあっさりと降り始める。面白味がない。
 一丁前に「ドスン、ドスン」と屋根の雪が落ち、昔言葉では「ナゼがつく」というんだけれど、本格的な冬の到来を覚悟しなけりゃならない時期に来たようだ。

 今日は柏崎商工会議所の「常議員・参与合同懇談会」。会頭他役付き7名、参与16社、常議員22社事務局5名、計50名の会議と懇親会、楽しく愉快な会だが、特定の人と突っ込んだ話をしようとすると脇から邪魔が入って、誰とどこまでの話をしたか覚えていない・・・それでいてお酒を注ぎに行けなかった人の「不躾」が気になったりして・・・若いときと違ったストレスが残る。まぁ、これも生きる猛烈なエネルギーにはなる。なんてことは御仕舞。
 東電の横村所長との花火談義は楽しかった。我が社の「尺玉10発同時打ち上げ」を記憶に残しておいてもらって嬉しかった。来年もやろっと!

冬将軍が来る。

2010.12.13 風の戯言


 秋の天気は「女心と秋の空」
 変りやすい秋の空もこ今年は少し乱調気味。
 高速道路の温度計も [7.C」まだ雪は降らない。
 まだ、もちょっと雪は待ってよ。

坂の上の雲

2010.12.04 風の戯言


 「坂の上の雲」に流れるサラ・ブライトマンの「Stand Alone」が何処からか聴こえてくる。人間の寂しさと必死になって放すまいとしている「何か」を、あの透明な、人の声とは思えないソプラノが鷲づかみにしてくる。
 司馬遼太郎の「坂の上の雲」−日露戦争の旅順口-第2回旅順港封鎖作戦に「千代丸、福井丸、弥彦丸、米山丸」の船名が出てくるが弥彦丸、米山丸は柏崎と縁の深い小樽の板谷商船の船であったという。越後タイムス前主幹吉田昭一氏から聞いていた話で、いろいろな資料で確認している。
 貴族院議員、参議院議員板谷順助は柏崎市四谷の出身。

 話が逸れた。
 「まことに小さな国が、開花期を迎えようとしている」
 この本の冒頭に書かれた一行だが、歴史を振り返ってみると、現在が如何に多くの困難を乗り越えてきたかが実感させられる。生成発展、この言葉の深さ。

 明治維新が1868年
 日清戦争が1894年(明治27年7月〜28年3月)
 日露戦争が1904年(明治37年2月〜38年9月)
 一次大戦が1914年〜1918年
 二次大戦が1938年〜1945年
 そして2010年が間もなく閉じようとしている。