鯖石の秋

2009.10.15 風の戯言


 歳の性なのか、はたまた酒の性なのか、頭の回転がエンスト寸前に落ちている。自覚症状が残っているだけに、それがストレスとなって気力を沈めている。よくないね。
 整体に行って、「何処が凝っていますか」と聞かれ「頭と心」と答えると笑って取り合ってくれない。「面白い人 !」
 多少、ウケを狙いそんなサービスをしてしまう自分が時々嫌になってしまうのだが・・・これもDNAのの仕業か?
 仕事を休んでリハビリを楽しんでいる。
 改めて、鯖石の秋の美しさに放心状態に近い感動を覚える。心を開放すれば、もっとこの美しさは増すはずと思う。

 来春からの新潟産業大学寄附講座の準備が進んでいる。大学で経営品質の授業が開始されれは日本では最初の講座になるとの事。実現させたいし、出来れば本当にうれしい。

金木犀 2度咲き?

2009.10.12 風の戯言


 日本の人口の22%が高齢者!・・・いやはや !

 されど、今日は何年か振りの素晴らしい秋晴れ。
 こんな秋もあったのか、と嬉しくなった。

 と見ると、庭の金木犀が匂っていた。

 あれ? もう今年の花は終わったはず・・・?

 秋晴れの空に「金木犀」・・・ 胸の晴れるような風景。

有坂君結婚式

2009.10.11 風の戯言


 10月3連休の中日11日は当社NWシステム課有坂君の結婚式に招かれ楽しい一日を過した。
 お祝客は実家別俣や嫁さんの親族は善根など、よく見れば身近な人ばかりで、花嫁花婿そっちのけで昔談義に花が咲いてしまった。花嫁の友人達は施設で働く人たちが多いようで温かさが会場に充満していた。いいもんだ。

 祝言の余韻に浸りながら、香を焚き静かな時間を迎える。いつの間にか秋の農作業も終わり、脱穀や精米の音も粉塵も定まり、虫の声すら聞こえない[秋]になっていた。
 静けさに身を沈め、忘れていたものが舞い戻ったようで、豊かな気持ちで香と遊ぶことが出来る。いいもんだ。

 現代のビジネスの世界はスピードと利益が主体の病であるけれど、それが主舞台で演じられるのがルールだが、舞台を下りたら[日本の時間]がまだあるのだよ、それを大切にしたい。週刊新潮に連載されている「橘花抄」葉室麟の文章がいい。ストレートでなく、回りくどいけれど二重にして受け取り2面から理解をする。濃密な人間社会の傷をつけない生き方、ナンテもう忘れ去られていた。自分だけが・・・か?

 気がついて書棚を見たら目も通して無い経済書がずらりと並んでいる。読書の分野を変えねばならないようだ。

十六夜の月

2009.10.04 風の戯言


 中天に十六夜の月が輝き、一人庭で行く秋を惜しむ。
 珍しく、蒼穹の空に星が輝き、豊かな気分を運んでくる。
 どうやら「欝」は抜けたようで、昨日今日とお天気に誘われ山道の散歩が俺を正気に戻らせたようだ。少しづつ闘争意欲も戻ってきた。
 俺にもまだやらんばならんことがある。
 

10月の夕焼け

2009.10.01 風の戯言


 寝静まった夜にBSのジャズライブを聞いていると、アルコールが幸福感を増殖する。最近は酒量も増してきたが神に近い高揚した雰囲気に浸れるのは良い。

 夕刻、犬の散歩なのか自分の健康管理の散歩なのか、目的は不明確なのだが、まぁ明確な目的なんてどうでも良いが、稲刈りの終わった鯖石川の堤防を歩くのは楽しい。

 黒姫が夕焼けに浮かび、今日も静かに一日が過ぎてよかったね、なんて声をかけてもらっているような気分になる。

 町場は落ち着かず、すっかり元気を亡くしているが農村部には活気まで行かないが、一種の落ち着きがある。人生なんて、そんなにバタバタしなさんな、世の中なるようにしかならんのだテ、と言っているような・・・。

 「日はまた上る」
 朝になれば、眠りの足りた頭は何時もの闘争本能に満たされて精気に溢れた男に生まれ変わっている。人生バンザイ!、人生バカヤロウ !