杉平 八幡田
久し振りに、春の連休の後、お墓参りに行きたかったのが、延び延びになって、今日しかなくなった。
昔でいえば、北条町杉平部落 杉の入と平沢が一つの集落を構成している。
北の山側が平沢で、勝海舟のお爺さん米山検校の生地でもある。
昭和43年10月23日現場に入り春までの間、土地改良工事に汗を流した。
地元の小林医院が近い親戚でもあり、絵描きさんが住んでいた小屋を借りて寝泊まりした。
医者の奥さん、小林サイさんに可愛がられて、村の衆の囲まれて圃場整備という過去の田圃をひっくり返してしまう仕事は無事に済んだ。
北条に行くと、今でも「ちゃん」で通る。
温かい人たちの徒柄だった。
能満寺に行き、屋敷跡に花を捧げ、今年の心残りはなくなった。