高杉晋作

2023.10.19 風の戯言

小学校の頃、「尊敬する人物は」と聞かれ「坂本龍馬」と応えたら先生は不思議な顔をしていた。
子供らしい「有名な偉人」の期待が外れたらしく、今でも先生の首を傾げている姿が忘れられない。
その次は「霧隠才蔵」であり、「ハックルベリー・フィン」だった。

高杉晋作はよく知らない。
ただ「おもしろきこともなき世をおもしろく住みなすものは心なりけり」が好きだ。
自分なりに「面白きことも無きこの世をば 住みなすものは心なりけり」と変えている。
辞世の句ではなさそうだが・・・「心の時代」の先取りだね。

写真は小千谷市の小粟田原の蕎麦畑。
この広がりが好きだ。
長岡の帰り片貝に寄り、終生の友人との須坂屋の蕎麦が美味かった。

コスモス

2023.10.18 風の戯言

夕方の散歩している時、ふと、山口百恵の「秋桜」を思い出した。
さだまさしの歌は、静かに心に浸みこんでくる。
山口百恵の世界に引きずり込まれてしまうせいかも知れない。

谷村新司の「昴」の世界も好きだけど、なんかよく解らない。

山口百恵は、一度出会いたかった一人だけど、会ったらどうなっていただろ?
彼女が子供の頃、生活は貧乏の極致にあったらしい。
「ご飯にね、お醤油をかけると美味しいのよ」と、そんな話が密かに伝わっている。

浅田次郎は「貧乏」と「金物の味」を知る人にしか本当の人生は解らない、という。

写真はセイカカアワダチソウと黒姫。

ホリエモン

2023.10.17 風の戯言

堀江貴文 ホリエモンはあまり好きなタイプではない。
ただ、スーパーのレジのところに「考えたら負け」があった。
何を言ってるんだ?

大体、考えたって行動できなければ「デクノボウ」だ。
些か、自己弁護的な題名に魅かれ、買って、日向ぼっこしながら目を通した。
バカバカしい、当たりメエじゃないか。

思いついたらやってみること。
誰も褒めちゃくれない。
だけど、やる時にゃ女房質に入れてもやらなきゃなんねぇ。

質屋が取ってくれるかって?
「なんでも鑑定団」に出して見なくちゃ分からねぇ!

写真は庭の金木犀。
背景は公園の銀杏と八石山と白い雲と青い空、いいだべぇ!

谷村新司

2023.10.16 風の戯言

昨日、ふと山口百恵の「いい日旅立ち」を思い出し、歌詞を確認していた。
歌詞を読んでいて、伝わってくるイメージは痛い程、身を浸す。
山口百恵が歌うから、あの曲は言い知れぬ何かを秘めた「詩」なのだろう。

「詩」は「詩」だ。
理解しようとしても、言葉にはならないのだろう。
だから「詩」なのだと思う。それでいい。

谷村新司が死んだ。

写真は自宅前の公園にて。
銀杏の実が落ち始めた。

ララを聴きながら

2023.10.15 風の戯言

秋雨の中をララのテーマを聴きながら走った。
何十回となくリピートしながら。

秋の雨が降る風景をバックにすると、曲はもっと深い何かを訴えかけてくる。