観音菩薩

2024年10月08日 風の戯言

周広院さんの墓地に観音菩薩像が建つ。
四季折々に、八石山と重なる観音像が好きだ。

節子の納骨の時までに、お墓の脇に小さな節子観音を建てようと思っている。
その側にさくら、サハシノショウ、百日紅を飢えたいと思っている。
石の腰掛も用意し、夕陽の八石山を眺めながら酒飲むのは気絶しそうなほど素晴らし。

朝はお茶を上げ
昼は紅茶とお菓子
夜は小さなお膳を運んで食べて貰う。

生きているが如し・・・と言うか心の中で生き続けている。

宮ノ下 八剱神社

2024年10月07日 風の戯言

旧南鯖石村大字石曾根の宮ノ下に今も社格を誇る「八剱神社」がある。
遠くから見ると、鬱蒼とした森に囲まれているのが嬉しい。

門前の石段は綺麗な苔が密生し、踏むのが憚られるので脇の道を入る。

世界中で宗教を巡り戦争が起きている。
ダメだなぁ・・・。

話は別だが、NETFLIXの「サバイバー」が面白かった。
これはアメリカ版の「運命の大統領」と韓国版の「60日の大統領」がある。
あらすじは一緒だが、やはり味が違う。

主題は民主主義国のリーダーの決断、という事かな?

八剱神社近くの民家の庭に花が咲いていた。

野仏

2024年10月06日 風の戯言

人の住まなくなった廃村の、誰も住まなくなった空き家を見るのが好きだ。
余りいい趣味とは言えないが、昔子供たちが走り回っていただろう村の風景に沈み込む。
人って、人生って何だろう?

車を走らせていると、誰も住んでいないような所に、今も小さな畑や田圃に出会う。
昔の人達も一握りの米の飯に命の火を燃やし続けて来たのだろう。
そんな小さな命を燃やし続けてきた老いた人たちとって、今の時代は何とも理不尽な世に見えるのかも知れない。

市野新田の奥の、普段は人の住まないだろう集落の入口に、傘を被せて貰った野仏が誇らしく立っていた。

人は、時間というとてつもなく大きな異界に落ちて来た、たった一粒の水滴なのかも知れない。

小村峠から

2024年10月05日 風の戯言

昔、原発石材運搬道路が完成し、現場を見に行ったら落石で車を壊され、死ぬ目にあった。
空に石が浮いている? 咄嗟にブレーキ懸けたのでボンネットはメチャメチャになったが命は助かった。
余り好きな道じゃないけど、この峠からの風景はいい。

真下に野田の豊かな田圃が広がり、遠く八石山が見える。

明神の彼岸花

2024年10月04日 風の戯言

向山ガーディンの近く、田圃の土手の雑草の中に彼岸花が咲いていた。