冗談で暑(しょ)!
まだクソ暑い日が続くけど、8月も半ば過ぎた。
もう少し経てば雪の季節になる。
暑い季節を楽しめと言う事か!
ベッドの脇に置いといた塩野七生「逆種される文明」にやっと手が届いた。
健全な野次馬根性は枯れたと思っていたが、まだ生き延びていたようだ。
「危機(クライシス)」と言う言葉を発明した古代のギリシア人は
この言葉にもう一つの意味を込めた。
それは「蘇生」である。
表紙に記された、この言葉だけで全身に痙攣が走る。
「危ない!」を感ずれば大馬鹿でない限り「逃げる」、つまり「対処」する。
リスクマネジメント、要は「危険」を素早く察知する能力、これは体験による積み重ねしかないのかも知れない。
戦争を忘れ、平和は素晴らしい事だけど、希望的未来だけで「情報」を捨てて仕舞う。
ロバート・ケネディー
植木治療院で2週間ぶりのハリして貰ったら少し真人間に戻った。
1週間分は予防針、もう1週間分は治療になる。
健康管理に「ハリ」を打つのもどうかと思うが、今のところ「これが最適!」
NETFLIXの「ロバート・ケネディー」に嵌ってしまい、夜遅くまで釘付け。
自信に満ちた「ジョン」の眼ではなく、「エドワード」の様な3男坊の呑気な目ではない。
悲しげで、自分を支えるモノを必死に手探りしている「人間の眼」と言えばいいのか?
そして時には傲慢なほど自信に溢れている「人間の両面性」
そんなロバートが好きだったけれど1968年6月6日凶弾に倒れた。
1968年は、卒論に夢中になり、期末試験を忘れて卒業アウトになった年。
でも、あの卒論で掴んだものが今も俺の中を駆け巡っている。