花に気をとられている内に、山の翠が蘇っている。
愛し子を寝かしつけているような八石の姿が美しい。
国道353号線を走っている内に「俺は何しに来たのか」忘れてしまった。
単純に中の坪を回って「じょんのび村」に行きたかっただけなのだが・・・
トンネルを抜けた辺りからブナの色が胸に染みてきて・・・
「ああ、そうだ。俺は最初からブナを見に来たんだ」と自分を納得させた。
年取ると、余計な手間がかかるようになる・・・・
だけど、ブナ林は本当に綺麗だ !
庭石の陰に花が咲いていた。
何の花じゃ ?
いつの間にか・・・
何時もの散歩コースに赤桃が満開になっていた。
春の小川の直ぐ脇・・・。