バラにバラの花が咲き・・・

2015年06月07日 風の戯言


 今年もバラが目を楽しませてくれている。
 手入れが行き届かないのに、几帳面に花をつけている。

 庭に少し手を加えたら、黒姫山が見えるようになった。
 電柱と学校が邪魔になるが、何時か壊してやる。

 八石の山は緑に覆われ、遠くの山にはまだ雪も残る。
 緑の葉は太陽を浴びて、輝いている。

 雪多く、住みやすい土地では無いが、次第に好きになってきた。
 藍沢南城の詩を眺めていると、師の温かい心が伝わってくる。

 命あるものの不思議さ、と
 時の流れの中で生きる人間の哀しさ・・・。

 夕日が部屋に差し込んできている。
 山口百恵の歌を思い出している。

喜多郎 空海

2015年05月31日 風の戯言


 喜多郎の「空海」に浸っている。

 空海の風景を読んでいるはずなのに記憶が無い。

 ただ、このCDを聴いていると「空海の世界」に浸っているような気持ちになってくる。

 人間の哀しさ、というのか、喜多郎の曲がそれを柔らかく包んでくれる。
 暮れてゆく西の空を見ながら、諸行無常に沈み込むのもいい。

 最近になって、戦国の武将達が堂に籠もったのが解りかけている。
 
 それと、鐘の音は実にいい。

家族写真

2015年05月25日 風の戯言


 73歳の誕生日を無事に乗り切り、翌日は姉の納骨。
 3人の甥から貰ったのが、この写真。

 正直言えば、母の顔をマジマジと見たのは初めて。
 予想より美人なので、「エッ !」という感じ。

 因みに、母の膝に抱かれているのが不肖私メで御座候、らしい。
 多分、まだ1歳前後かと思うので昭和18,9年の写真かな。

 祖父母、父母、そして7人の兄弟姉妹。
 大東亜戦争の雲行きが怪しくなる・・・そんな時代なのかな ?

 嬉しい写真だ。

73歳、私の青春

2015年05月22日 風の戯言


 何て言うか・・・、今日、73歳になってしまった。
 嫌になっちゃうね。

 社員からお祝いに花束とハットをもらった。
 夕方、愛している女性から花が届いた。

 午後、育てて貰った兄貴の顔を見に行き、近況を伝え、昔話を楽しんだ。
 73歳にして運転免許の停止を受けたこと。
 ギックリ腰で挙動不審な生活をしていること。
 中学生の頃から晩酌をさせて貰ったこと、と猟銃を買って貰ったこと。古き良き時代の懐かしい話に涙が零れそうになった。

 写真はまことさんの「早朝の富士」を拝借

田中角栄

2015年05月21日 風の戯言


 まことさんが、富士の美しい写真を送ってきてくれた。
 
 こんな風景に向かってシャッターを切れるなんて幸せだ。

 何枚かの中で、この1枚を選んでみた。

 「田中角栄 100の言葉」はいい本だ。

 「仕事と文句との関係」
  仕事和するということは文句を言われることだ。
  褒められるために一番良いのは仕事をしないことだ。
  しかしそれでは政治家はつとまらない。
  批判を恐れずにやれ。

  好きな言葉だ。

 写真を見ていると若い頃を思い出す。
 「明日の鯖石を創る会」を率い、バスを仕立て目白に伺った。
 角さんのエネルギーが乗り移り、我々も夢中で走った。

 角さんの下駄を貰ってきたことも忘れられない。