安全と安心
従って、今日は仮死状態。
昨日は午後から柏崎商工会議所の役員会、何でか、その続きが東電の免震棟の事情説明会。細かい資料を配付されたが、意味不明。
要は、「私達は悪くない」
説明の後、商工会議所専務が質問なしで打ち切ろうとしたので、ブチ切れてしまい、地元を安心させるために東電本社を柏崎に移せとの暴論を展開。
歳と共に「切れやすく」なっているので気をつけた方がいい。判っていたら「ブチ切れない」まさに「サイコパス」
だけど、本社のリーダーが危険な現場に身を曝さなくて、部下も民衆も納得するのか ?
カルタゴに、粗末な服で兵士と共に寝起きした将軍がいた。
兵士からも民衆からも信頼された、という。
ハンニバル だったっけ ?
負けないための「知恵」
塩野七生さんは文春4月号でそんなことを書いている。古代ローマやルネッサンス時代のヴェネツィアのように1000年にもわたって政治的独立と経済的繁栄を維持し続けた歴史を語る。
古代ローマのようにナンバーワンにならなくても、ヴェネツィアのように強国の一つとして生き延びてきた。それは「自らの持てる力を活用」してきたからだという。1000年もだ。
これは国だけではなく「企業」としても大切なことなんだろう。
自らの運命を選択しうる「自由」ほど大切なことはない。
他人の思惑に翻弄されて生きるよりも、同じ死ぬほどの苦労をするならば自ら納得できる未来を選べる知恵と力と自由が欲しい。
「日本にとって最も重要なことは、二度と負けないことだ」
他の先進国に比べて有利な点が3つある、という。
政治が安定していること。
失業率が低いこと。
難民問題がないこと。
自由と秩序のバランスを取ることが社会の健全さを保つ上で重要極まりない「知恵」だという。しかり、だと思う。