おう、脳 !
友に引きずられて長岡技術科学大学開学40周年記念講演会に出かけてきた。講師は長岡出身の斉藤元章氏、テーマは「エクサスケールの衝撃」
サブタイトルは「次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開き、人類がエネルギー問題、衣・食・住問題から解放される日」
なんじゃこりゃ? 長岡技科大も怪しい世界に入り始めたか・・・。
地球上の生物の中で屁理屈を捏ねる「脳」を持ったものは人類だけなんだろうが、その人類らしきものが出現して25万年、農耕が始まったのは1万年前、300年前の産業革命、100年前からの科学技術革命、30年前からの情報通信革命。人口増加速度はべらぼうなスピードになり2024年には80億人になると予測される。人口増加と同時に産業革命、情報通信革命に匹敵する革命が今後10年、或いは5年で起きる可能性があるという。
まあいいさ、それでどうなるの ?
簡単に言えば生物脳と機械脳が合体して宇宙全体に拡散される、という。
「おう、脳 !」 だ。 絶対にイヤだね。
だいたいさ、酒飲まないロボットの「脳」なんて、ろくなもんじゃねぇんだよ。遊びたくないね。
そんな事より、泣き叫ぶシリアの子供達を何とかして欲しい。
年寄りの読書
書棚から古い本を引っ張り出したり、倅からの宿題本だったり、
仕事上で目を通しておかなければならない、買ったばかりの本だったり、休日はどれから読むか、迷うのも楽しみの一つ。
宿題本「カストロ 銅像なき権力者」戸井十月が面白く、本当はメモ付けながら読みたいのだが、次の順番を買ったばかりの「エクサスケールの衝撃」が待っているし、カストロの中にはヘミングウェーの「老人と海」が顔を出し、またまた「日はまた昇る」や「誰がために鐘は鳴る」に走りたくなり、少し時間のある休みは騒乱状態になる。
高齢者の読書の楽しみは、読んだ後から忘れてしまう能力。
だからどんな本も新鮮、菜は頭なんだが「読んだような記憶」が所々に残っている。
記憶に残っているのは「言い回し」だけ、要点もスジガキも削除されている。
古い本は、妙な新鮮さ・・・いや腐りかけた・・・そんな感じ。
昔はイライラしたが、最近はほんのりと耐えている。年の功だね。
「エクサスケールの衝撃」は正真正銘の衝撃度。後が楽しみだ。、
生き仏
朝寝して夕寝するまで昼寝して時々起きてうたた寝をする
多少風邪気味とはいえ、これじゃ生き仏。とは言え焦りは何もない。
災難に遭う時には遭うがよろしかろう、寝られる時には眠るがよろしかろう。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。
俺は悟りきったようだ。
最近、コンピューターの世界がまた面白くなってきた。
今までその情報に遭遇していなかっただけなのだろうが、マイクロソフトの「海洋データセンター」と次世代スーパーコンピューター「エクサスケール・コンピューティング」
動物、昆虫に至るまで独自の自活できる能力を持っている。
今まで神にしか創り得なかったそれらが、人間の手で生み出せる時代が迫っている。
AIの世界と人間がどう同居できるか、楽しみだ。
博多報告
目的はもう一つあり、博多の陥没現場を見てくる事。元土方としては時期的にも譲れないところで、宿は近くにとって貰った。
あの陥没を一週間で復旧させた事は驚き。「凄いね」と言ったらタクシーの運転手は「うーん、慣れているからね」
バカヤロウ、慣れているって事はないだろうと大笑いになったが事実過去に3回程同じような事があったとの事。一人死亡しているらしい。
「中州」という有名な地名が示すとおり、川が運んだ土砂が堆積した土地に広がった町とすれば、地下は細かい砂なのだろう。
屋台村も訪ねてみたが、屋台に「呼び込み」が何人かいたこと。
やっぱ、九州はすごか !