霧の中
先週4日朝の心臓の違和感(圧迫)があり、7日に杉本先生に見て貰い、木村医院に紹介され、最後は長岡の立川病院に回されてきた。検査のハシゴって楽じゃないですね。
翌日から2泊3日の精密検査を指示されましたが、とてもそんな時間的余裕は無い。結局来週水木金と検査入院。
検査は2日、手術の必要性によりもう一日、と言うことらしい。覚悟は決めた。
この1週間は様々なことに振り回され、疲れた。破れかぶれで、金曜日夕方、風と雲に誘われて妙高温泉に走った。
雲が多く、山波は見えなかったが、高校山岳部で馴染んだ妙高連山は心を和ませる。温泉に浸かり、ただ寝るだけの旅だったけれど、休めた。
10時半、宿を出ようとすると窓を霧で真っ白。
僅かに見える「道」を辿りながら帰路についた。
時には五里霧中も良いもんだ。何時も、かな ?
波の音を聴きに
お天気に誘われて、海が見たくなり宮川の umicafeDONA
(ウミカフェ ドナ)を覗きに行ってきた。
1時が過ぎて客席も少し空きが出たようで、早速カレーと紅茶を頼んだ。店内から海を見ている・・・何か「もったいない」雰囲気もあり、陽射しが強くなり始めたテラスに出て、磯の波の音と爽やかな海風に初夏を満喫してきた。
たまにこんな時間も良いもんだ。
日進月歩から秒進分歩みたいな世界になり、資本主義という病原菌はアジアからアフリカに襲いかかっている。人類発祥の地でありながら「植民地」に魘され、更にまた列強が覆い被さるようにアフリカを目指している。
人間の本当の幸せとは何なのか・・・経済は土台なのだが全てではないハズ。しかし、「無視」も「適当」に付き合うことの出来ない巨大な力を持っている。
「金色夜叉」ナンテ小説も思い出している。
人生、中々「正解」はありませんな。
この店に来ると何かホッとする。