カッサンドラのジレンマ
人も自然も好きなようにしゃがれ !
「ギリシャ神話でトロイアの滅亡を予言した王女カッサンドラは呪いを受けていた。
その予言を誰も信じないという呪いである。
結局、滅亡の予言は顧みられず、人々は木馬を城内に運び込んだ。
「カッサンドラのジレンマ」とは危機を訴える予言のジレンマを言う。
予言が信じられない場合、破滅が訪れて予言は無意味に終わる。
人々が予言を信じて危機を回避すれば、予言は外れて嘘つき呼ばわりされる。
いずれにせよ、予言者は悲運に見舞われることになる。
毎日新聞 5月31日(火) 「余録」
柏?では会田市長が四選出馬見送ったニュースが流れ、「次」を予想する話が飛び交っている。
さて、どうなるか ?
今日は残りの人生の最初の日
伊勢志摩サミットはよく判らなかったが、オバマ大統領が広島を訪問されたのは今後の世界に大きな1歩を記したのだろう。
いろいろ調べていると「冗談じゃない !」と沸点に達するが、日本の文化の根底にある「許し」が世界に広がって行ってくれれば、未来は少し明るくなるのかも知れない。
本を読んでいたり、雑誌を読んでいたり、テレビを見ていて感動する台詞に出会うことは多いが、瞬時に忘れてしまう。
元々記憶曲線がシッチャカメッチャカなのだろう。
昨日は海岸に行ってドローンを飛ばしてきた。
早朝なので人も居ないので安心して遊べたけれど、少し霞んだ海は広く、期待がどこに居るのか、映像は何処をうつしているのかさっぱり判らない。
ただ、早朝散歩のおじさん情報では、近くの建設現場でどーローンによる空中測量をやっているとか。
そうか、我が古巣の建設業界も変わってきているんだ。
38歳の旅立ち
友人の三男、というより自分の夢の戦友でもあった飯塚信雄君が亡くなった。38歳の旅立ちの前に、家族に「満足だった」との言葉を贈ったという。
私がワイナリーを引き継ごうとした時に、ソムリエとして勇気づけてくれた。海外を渡り歩き、ソムリエとしての腕を磨いた彼の言葉には真実の力があった。
その後刈羽村の職員として働き、お通夜は信雄君と奥さんの友人達、刈羽村の職員達で会場には入りきれない多くの人達であふれていた。彼の人柄が偲ばれる。
帰路、明るい夕焼けと山の翠、田には早苗が植わり、殆ど風もなく穏やかな5月の夕空が広がっていた。
庭には畑が拡がり、巣立ちしたばかりの雀たちが遊んでいる。
夜になれば月が中天にかかり、裏の田圃からは蛙の鳴き声が聞こえてくる。
先祖達が、この宝物のような故郷の地に魅せられていたのが判ったような気がしてきた。
この地には、大らかに、全てのことをお許し給う神々がおわします。