雪のち雨後晴れ・・・
11日は大前研一氏の講演会があり参加、若い時には夢中で読んでいた人でもありながら講演を聴くのは今回が初めて。
もとは原子力技術者だけに、政府調査会の立場と会わせると発言はかなり微妙。答えを期待するべきじゃないのだろう。懇親会はウーロン茶で早々に退散。
その後は38度の発熱が続き廃人同様。
ただ、提訴の準備だけは手を抜けないのでやれるところまではやる、って雰囲気。
14日は弁護士に見参。
さすがに指摘事項が厳しい。ポイントが絞れてファイトがわいてきた。
15日はダウン。夕方海を見に行く。
16日は関東のケヤキの林が見たくなり午後から高速で赤城まで。本当は熊谷の武蔵丘陵森林公園まで行きたかったのだが、エネルギー切れで挫折。
谷川岳は深い雪に覆われ、赤城は枯れ葉が積もっていた。
何時かまた、あの落ち葉で焼き芋しに行こう。
富士山 !
雪空の下で暮らしていると、時折矢も楯もたまらず関東の枯れ野を歩きたくなる。
富士山を見ながら、林の中を歩けたら・・・そんな想いが病のように拡がり富士宮に行ってきた。
長岡を12時半に出たら、富士市には15時半に着いた。何と、3時間でしかない。
残念ながら富士宮のビジネスホテルからは雲がかかっていて富士は裾野しか見えない。陽が西に傾き、夕暮れが近づいたとき、雲間に富士の山頂がちょっとだけ顔を出した。
「おう、来たか・・・」
富士山が、疲れたかすれ声で呟いたのが聞こえたようだった。
翌日も朝から雲がかかり、富士は見えず仕舞い。
身延線で富士市に戻り、東海道線で清水に立ち寄り、青春の傷跡が残る三保の松原と日本平を駆け足で回った。
新幹線の窓から、温かそうな日を浴び、庭先にミカンの木がある農家が魅力的に輝いていた。
写真は日本平近くの梅林にて。