秋空はキャンバス

2023.10.23 風の戯言

夜8時の「プライム・ニュース」が好きで、自動的に選局する。
だだ、コメンテーターに「髭の佐藤」と「田崎史郎」が出てくるとチャンネルを変える。
自動的に変えてしまうらしい。

ウクライナもガザも、既に火薬庫に火が回っている。
人間の死が、数字だけで表現されている。
「モノ」だね。

写真は何時もの撮影ポイントから。
一筋の飛行機雲が、描きかけのキャンバスに絵筆を投げつけたような傷を残す。
やがて消えて行き、元の絵に戻るのだが・・・。
人生は自由なキャンバス?

鯖石ロードレース

2023.10.22 風の戯言

朝まで続いた雨が上がり、秋晴れの中、第49回鯖石ロードレースが開かれた。
スタートもゴールも自宅前、俺を祝福してくれている。

お昼過ぎから海を見に行って来た。

久し振りに青い海を見た。

移り行く雲の姿や秋のゆく    草風
夜が明けるまた今日も夜が明ける 臭風

写真はフィッシャマンズ・ケープ、柏崎古来の呼び方では福浦八景から。
急な坂を岬に少し上ると柏崎原発が見える。
むこうには弥彦山、角田山。

竹田の子守歌

2023.10.21 風の戯言

雨を見ながら、久し振りにニニー・ロッソ「竹田の子守歌」に浸っている。
心の底を抉る様な、この歌は何なんだろう・・・

 守りもいやがる 盆から先にゃ
 雪もちらつくし 子も泣くし

 盆がきたとて なにうれしかろ
 帷子(かたびら)はなし 帯はなし

 この子よう泣く 守りをばいじる
 守りも一日 やせるやら

 はよもいきたや この在所(ざいしょ)越えて
 むこうに見えるは 親のうち

島原の子守歌も、とっくに亡くした記憶の世界に引き戻す。

柿食えば・・・

2023.10.20 風の戯言

おけさ柿を食べ過ぎ、糞詰まりで死ぬ目にあった。

そんなのどうでもいい。

イスラエルからの報道ではバイデンもボケたらしい。
自由と希望の国、アメリカは消えてしまったのか!
少し残っていたのかと思っていたが・・・

写真は自宅畑の柿、雲がいい。

高杉晋作

2023.10.19 風の戯言

小学校の頃、「尊敬する人物は」と聞かれ「坂本龍馬」と応えたら先生は不思議な顔をしていた。
子供らしい「有名な偉人」の期待が外れたらしく、今でも先生の首を傾げている姿が忘れられない。
その次は「霧隠才蔵」であり、「ハックルベリー・フィン」だった。

高杉晋作はよく知らない。
ただ「おもしろきこともなき世をおもしろく住みなすものは心なりけり」が好きだ。
自分なりに「面白きことも無きこの世をば 住みなすものは心なりけり」と変えている。
辞世の句ではなさそうだが・・・「心の時代」の先取りだね。

写真は小千谷市の小粟田原の蕎麦畑。
この広がりが好きだ。
長岡の帰り片貝に寄り、終生の友人との須坂屋の蕎麦が美味かった。