春の足音

2013.01.24 風の戯言


 体調を崩し、持病の「会社に行きたくない病」が再発し、今日は一日家仕事。1月末決算、そして2月から創風の新年度が始まる。計画の見直しなど家にいても課題は山積している。ただ、集中できるのは助かる。

 お昼間近、窓から指す陽射しに誘われて近間を散歩してきた。40分、約4000歩。

 最近、何をしていても顔と名前が不明確な昔の仲間に会うことが多くなった。先日の先生が60年ぶり、じょんのび村では30年ぶりに北条でお世話になっていた人、そして「かわたに」でお昼を食べていたら20年ぶりの昔の仲間・・・何でだろう・・・?

60年ぶりに恩師と巡り会う

2013.01.20 風の戯言


 杉本医院の待合室で高齢の女性から声を掛けられた。
 「おさむさん・・・ですよ・・・ね?」
 一瞬、誰だか見当もつかず「どちら様ですか?」と逆に質問したら「あぁ、やっぱりそうだ。1年生の時の担任の・・・」「えぇ-! じゃ・・・モタイ・シズエ先生 !」

 母が亡くなり、義母との関係も難しく、手も付けられなかった小学校1,2年生の時を担任の先生で、中学校の時の佐藤十三朗先生、大学の福田実先生、この3人の先生方に巡り会わなかったら自分はどうなっていたのだろう、と思う。

 それにしても、あの時から既に60年が過ぎようとしている。長い教員生活で、多くの子供達を見てきたのに、よくぞ自分を覚えていてくれたと仰天、感謝する。
 一緒に行った妻に後を頼み会社に戻ったけれど、聞いたら85歳になったという。とてもそんな風には見えない。
 春になったら、60年ぶりの同級会をやろう、とあの頃の仲間に電話している。

 良い日もあるんだ、ね。

春まで、あと77日!

2013.01.13 風の戯言


 春先のような風景 !

 でも、明日からまた大荒れの雪模様らしい !

 春まで、あと77日 !

 度し難き愚かさ抱えて雪の夜の
     空見上げつつ春待つ我は      草風

雪の夜に・・・

2013.01.09 風の戯言


 原稿案

 題 「現在・・・それは未来からの預かりもの」

 自分にとって唯一最大の欠点である「物忘れ」が年齢と共に核分裂の如く破壊力を爆発し続けている。
 不思議でならないのが、先祖が館林城を逐われた時の敵将、織田信長10将の1人「滝川一益」の名前が出てこないことだ。不思議と憎っくき滝川一益の名前が出てこない。自分の記憶力の無さを「先祖の怨恨」が続いていると思うことにしている。ただ、この件だけでないのが証明の難しさではあるが・・・。

 何が言いたいかというと、「現在・・・それは未来からの預かりもの」と聴いたテレビ番組が思いだせない。ただ、それがネイティブ・アメリカンに伝わる言葉だ、という言葉の衝撃は既に氷着いた記憶力に焼き付いてしまうほど強力だった。
 彼らの証言を綴った「一万年の旅路」という本も強烈だった。アフリカの人類発祥の谷間からアジアを抜け、アリューシャン列島からアメリカ大陸を縦断し定住するまでの、文字を持たない彼らの祖先の物語が、一子相伝で伝わってきている。

 人生は、生きるに値するものなのかどうか、まだ自分には判らない。ただ、凄い生があるものなんだと思う。

青空が見たい

2013.01.05 風の戯言


 体調が回復に向かうと、酒が飲みたくなる。
 以前と比べれば、量的には微々たるもの、精々2合くらいか。昨日は名刺交換会でビール少々、夜は会社の総務新年会で日本酒を少々、合わせても 「少々」。

 自宅の窓の外の雪を見続けていると、ストレスが発火点に近づいてくる。雪のない、枯れ葉の上を歩いてみたくなり、上州と信濃路を走ってきた。
 本当は海が見たくて家を出たのだが、柏崎のインターでは東の空に青空が見えたので、長岡方面にハンドルを切ってしまった。青空に誘われるままに、真っ白な上越国境の山にも魅せられて、清水トンネルを抜け高崎へ。
 途中眠気に襲われたが、引き返すにも行かず、雪のない風景に誘われるままに藤岡から軽井沢・長野方面に。

 気温は高崎近辺で5度、妙高近くで-5度。

 夕方5時には米山インターを降りた。高速料金250円。

 写真は浅間山。
 雪のない景色を求めてドライブしたのに、撮ったのは雪山・・・。
 高速道路を走りながら撮ったので、何処で撮ったか判らない。
 だいぶ怪しくなってきた。