AI と 般若心経

2024.07.10 風の戯言

最近、「AI]とどう付き合うか?考える事が多くなった。
コンピューターが人間の人間の知能を超える、いわゆるレイ・カーツワイルの「2045年問題 シンギュラリティ」に向かって現代史がどう動いてゆくのか、は興味深い問題であり続けた。
そんな折、「Chat GPT」が急激に脚光を浴びてきた。

「Chat GPT」は便利に使っている。
但し、mailを代筆させるほど横着ではない。
人は「言葉」で考え・思考し、言葉で行動し、言葉で反省し、言葉で失敗を乗り越えているからだ。

だが、はたしてそうか?
自分の欠点として「考える前に行動」してしまうことが多い。
他人には、「陽明学では知行合一」と言う、俺は常に先を考えている、とカッコウつけて開き直っているけれど。

「感情と科学」あるいは「宗教と科学」、あるいは「夢と算盤」
アインシュタインは「科学なき宗教は盲信であり、宗教なき科学は欠陥である」
ワインバーグ博士は「トランス・サイエンス」ー科学に解決を求める事は出来るが、科学では解決できない事の方が多い。

人間の行動は理知的ではない、計算ずくめではないことが多い。
だから人間は素晴らしいのだが・・・。

感情とは何か?

トンイ&般若心経

2024.07.09 風の戯言

この程度では心配ないけど、心臓がうまく動いていないようだ。
暑い日が続いたからだろう。
元土方としては情けない。

そんな訳で、ノメシコキを決め込んで家に閉じ籠っている。
やることはスズメ達と遊ぶこと、コバエと闘うこと、そしてテレビを見ることに限られる。
面白いのは韓国ドラマ「トンイ」。

「水戸黄門」みたいに安心して観てられないけど、それがまた堪らない。
韓流ドラマ初心者としては途中の七転八倒、じゃない、ドンデン返しの連続で、しかも刑事ドラマより臭くない。
賤民出身王女候補と殿様の恋物語∔家臣の裏切りや清国とのトラブルがあったりで、バカが釘付け!

その上、止せばいいのに玄侑宗久「般若心経」を持ち出し、ウンウン唸っている。
般若心経も修証義も子供の頃から馴染んでいる。
ただ、経文を諳んじても意味が支離滅裂で「色則是空、空則是色」だの「生をアキラメ、死をアキラメ・・・」だのとなんのこっちゃ解らぬママに魅力的ではあった。

玄侑宗久の本、なんと20年も本棚に眠っていた。
何か、新しい発見がありそうだ。

人間にとっては「合理的知性」と共にも一つ「モヤモヤーーと」したものがある。感性とか悟りとか自分の言葉にならないXXXX・・なんだべー?

雨の季節

2024.07.08 風の戯言

予報では大雨なのに、物足りない雨だった。
そっと申すと、ドカーーンとくるので滅多なことは言えないが、もっと雨が欲しい。
梅雨の雨が足りないと、田圃の水が干上がってしまう。

ダムが出来たので、稲が育つ時だけ水を配ればいい。
水が必要でないとき田圃を乾かし、機械化が出来る。
機械化により、農家は腰を曲げての田植えや腰を曲げての稲刈りから解放された。

雨の季節には大雨が降って洪水が起き、育ちかけた稲が全滅する。

雨が降って欲しい。
でも、多すぎたらもっと困る。
人間にとって都合のいい願いは、だから神に祈るしかないのだ。

雨の季節に、考えてもしょうがないのだが、神に祈る時間が増える。

アッチェかった!

2024.07.07 風の戯言

東京都知事選、も少し波乱があってもよかったのに・・・おもしゃあねえ!

横になっていると、コバエが飛んできて鼻の穴に入る。
無礼者奴!

しかし、「コバエ」なんて1ミリの半分にもならない「生物」が生きていることが不思議なんだが・・・。
小さくとも「生き物」としての身体と知能を持っている。
不思議だね?

スペイン カタルーニャの民謡 鳥の歌

2024.07.06 風の戯言

朝、テレビを見ていたら91歳の老人が国連でチェロの演奏をしていた。
1971年、演奏者はパブロ・カザルス。
スペイン、カタルーニャ地方の古い民謡 「鳥の歌」。

その民謡をカザルスが演奏し、一躍世界に広まったという。

もの悲しくも必死になって未来を目指そうとする調べが胸を指す。
カザルスと、ヨーヨーマのチェロが素晴らしい。
深い地底から静かに湧いてくる、音の連なりでしかない「音楽」という「人間の心」のつぶやき。

久し振りに開いた玄侑宗久「般若心経」とNETFLIXのUFO関連の映画とごちゃ混ぜになり、今不思議な世界にいる。

写真は自宅庭で撮れた花