3.11・・・・・

2013.03.08 風の戯言


 3.11 が近づいてきた。

 大地震、大津波 ・・・避けられない自然災害。
 原発事故 ・・・・・ 避けなければならない事故。

 経済人として「再稼働」と「廃炉」の極論の中で、現実的な解決を模索している。どうすれば良いんだろう ?

春近し、隣は何をする人ぞ

2013.03.06 風の戯言


 昨日は「啓蟄」、ホントなんだなと思わせる晴天。
 春は確実に近づいているらしい。

 柏崎の平場の雪が消え、田圃が顔を出し、もうすぐ春耕が始まりそうだ。
 我が家の屋根の雪も消え、積雪は1メートル20センチ程度にはなった。後は勢いがついて消えていくだろう。

根津美術館

2013.03.03 風の戯言


 痴呆症と鬱が酷くなり、放浪癖が再発した。

 「大人の休日」で東京までの電車賃が3割ほど安くなり、映画も美術館も1000円で鑑賞できる。これは有り難い。

 金曜日の夜は、吹雪で電車が遅れ東京着が遅くなってしまったのだが、ウサマ・ビン・ラディンの暗殺ミッションを題材とした「ゼロ・ダーク・サーティ」を見てきた。鑑賞すると言う言葉は使えないが、ヒョットしたら本物の現場?と思わせるほどの緊張感が伝わってくる。中身はともかく、久し振りに「映画らしい映画」を見た満足感がある。

 土曜日は「わすれない ふくしま」を恵比寿の東京都写真美術館ホールで見た。制作者の意気込みが空回りしている感じで、上映後関係者の対談があったが、誰に何を訴えるのかもう少し冷静になれたら面白かったのかも知れない。
 自分の経験から言っても、東北大震災の現場を見たものにとって、それは全く無理な世界なのだが・・・。

 放浪の旅の目的は、実は「根津美術館」にあったのだが・・・美術品よりも、晴れた日にあの庭を散歩したかった。夢は叶った。紅茶がとにかく美味かった。
 美術展としては「名物の茶道具」や「良寛」には興味がない、というより「判らない」のだ。子供の頃、蔵にあった茶茶碗でペンキを溶かしたりして、話したくない過去があるからかも知れない。
 殷の青銅器は、その時代背景やそれを作った人達の生活、人生に想像が飛躍して、見ているのが妙に楽しくなった。
 日本など、正に「夷狄(いてき)」だったのだろう。

紙おむつ

2013.02.27 風の戯言


 変な話だが、先日から「紙おむつ」を使い始めた。しかしまぁ、何という「安らぎ」を与えてくれる文化的な産物であることか !
 愛用が始まるまで、ほんのチョット以前まで、朝方の漏れそうな気配を我慢して眠ることの、あのスリリングな睡眠から解放され、本当にぐっすり眠れる。

 安逸な爆睡がこうも人を幸せにするものなのか !
 物品が、精神の幸福にこれほど貢献できるものを他に知らない。

 念のため、書き留めておくが、まだ一度も濡らしたことはない。念のため、だ! 

あと、33日 !

2013.02.26 風の戯言


 ニュースで、5メートル50センチを超える東北の積雪が伝えられている。人ごとではないが、それに比べたらマシなんだと妙な納得をしている。
 しかし、今年の雪は身体よりも頭に堪えている。鬱が再発しそうだ。酒で憂さを晴らそうとするが、後が切ない。高齢化の難儀なところだな。

 定時より少し早い会社の帰り、米山に沈む夕陽が綺麗だった。春が近そうな感じがする。

 枯れ草を踏んで、山歩きがしたい。猛烈に、山歩きがしたい。